TOKIO謝罪会見、山口達也が辞表提出も「答えが出ていない」音楽活動は白紙に

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TOKIOの城島茂、松岡昌宏、長瀬智也、国分太一が本日5月2日に東京都内で記者会見を開き、メンバーの山口達也による強制わいせつ事件について謝罪した。

リーダーの城島茂は4月30日に行われたメンバー5人での話し合いの中で山口が4人に対して土下座し、「TOKIOを辞めます」と発言して辞表を提出したことを明かした。しかし「山口も憔悴しきっていて、23年間一緒にやってきてすぐ『辞めてくれ』と言えない私たちがいました。この先どうするかは答えが出ていません」と、辞表を受理できず現在は自身が預かっていると説明。山口の処遇を決めるよりも謝罪会見を急いだというこの日の状況を明かし「『甘い』という声もあるかと思いますが、メンバー全員で受け止めていきたいと思います」と語った。

松岡は4月26日に行われた山口の会見の中で、彼がTOKIOへの復帰を口にしたことに触れ「あの甘ったれた意見はどこから生まれるものなんだろう、と正直思いました」「甘えの根源が僕らだとしたら、そんなTOKIOは1日も早くなくしてしまったほうがいいと思います」と厳しい口調で話す。その一方で「番組やお仕事の継続の声をいただく中で、それをしっかり果たすことがプロなのではないか、その狭間で戦っています」と迷いも明かした。

長瀬は「被害者の方に純粋な気持ちがあったと思うと胸が苦しいです。なので被害者の方を攻めたり特定するような人が出ないことを心から願っています」と被害者への思いを話し、「いただいているお仕事を一生懸命やらせていただきながら、今後の自分たちを考えていこうと思っている所存です」と現状を説明。国分は「普通はこの辞表を認めるべきだと思います。ただ自分たちもまだ冷静ではありません。もしその辞表を受理したとしても僕は山口を見捨てることはできません」と正直な心境を明かし、「彼がこれから被害者の方や自分と向き合っていくのか、それをしっかりと見続けなければいけないと思っています」と語った。

また今後のTOKIOとしての音楽活動について質問されると、長瀬は「彼が演奏する音がないと形にはならない。今はそういう状況で、それからのことは4人で話し合いながらやっていこうと思っています」、国分は「去年から(2019年の)デビュー25周年に向けて5人で話し合ってきましたが、今はすべて白紙にして、音楽活動を考えるのもやめて、向き合えることに向き合っていきたい」、城島は「そんなことは言っていられないです」と、すべて白紙であることを説明。松岡は「ファンの方々の声も僕らには届いていました。だからこそ去年からしっかり、25周年に喜んでもらおうといろいろ考えていました。本当に申し訳ないです」とファンに向けて謝罪した。

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