ステージ上に吊られた、ロウソクを灯した巨大シャンデリアが会場をゆらりと照らす中で登場したメンバーは、バンドの目標である“世界征服”を改めて宣告するナンバー「DOMINATION」でライブを開始。「Play」「the non-fiction days」「モラトリアム」といったアグレッシブなナンバーをノンストップで繰り出した。また「Don't you tell ME」では、KANAMI(G)とMISA(B)が互いのソロで掛け合いを繰り広げ、会場を熱狂に導いた。
中盤には彩姫(Vo)とKANAMIの2人だけがステージに残り、かねてからご主人様やお嬢様から要望が挙がっていたというアコースティックセットでのライブも実施。KANAMIが爪弾くアコースティックギターに乗せて彩姫が伸びやかに「Puzzle」「anemone」を歌い上げ、その美しく妖艶な歌声に観客は酔いしれた。その後、彩姫を除く小鳩ミク(G, Vo)、KANAMI、MISA、AKANE(Dr)の4人で、今回のツアーで初披露となったインスト曲をパフォーマンス。スキルフルなプレイでオーディエンスを圧倒した。
終盤にはBAND-MAIDのワンマンライブでは恒例になっている、小鳩による“おまじないタイム”も実施。それまでのクールでハードな雰囲気とは一転した、オーディエンスとの「萌え萌え」「キュンキュン」というコール&レスポンスで、会場に笑顔があふれた。その流れのまま、小鳩は自身がメインボーカルを担当する「Rock in me」を歌唱。しかし小鳩以外のメンバーが現れず、彼女はしばらくの間たった1人でカラオケを披露した。その後、彩姫を除くメンバーがステージに戻って演奏を始め、小鳩は改めて「Rock in me」を熱唱。キュートでパワフルな歌声で会場を沸かせた。
彩姫もステージに戻ってメンバー全員がそろうと、ここからライブはラストスパートに。「FREEDOM」では彩姫がヒールを脱ぎ捨て、ステージからフロアに降りて観客に支えられながら熱唱した。そしてこの日のラストナンバーになったのは「Choose me」。盛大な拍手と歓声に包まれながらライブは幕を下ろした。
なおBAND-MAIDはワールドツアーとして、6月29日にメキシコ、11月にドイツ、フランス、イギリスほかでライブを開催。5月25日にはスイスで行われるイベントに出演する。また5月10日には東京・TSUTAYA O-WESTで、
「BAND-MAID WORLD DOMINATION TOUR 2018【宣告】」2018年4月13日 Zepp Tokyo セットリスト
01. DOMINATION
02. Play
03. Spirit!!
04. the non-fiction days
05. モラトリアム
06. Alive-or-Dead
07. CROSS
08. Turn me on
09. Don't you tell ME
10. Daydreaming
11. One and only
12. Puzzle(acoustic)
13. anemone(acoustic)
14. DICE
15. secret My lips
16. CLANG
17. FATE
18. 楽器隊によるインスト曲
19. Carry on living
20. Alone
21. Rock in me
22. I can't live without you.
23. you.
24. FREEDOM
25. REAL EXISTENCE
26. Choose me
BAND-MAID presents 【冥土乃日】
2018年5月10日(木)東京 TSUTAYA O-WEST
<出演者>
<ドレスコード割引>
ご主人様:スーツ着用で500円割引
お嬢様:メイド服着用で500円割引
リンク
- BAND-MAID
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ノーウェル / メルクーリオ @NowellGartelt
いいな。いずれライブ行きたい
【ライブレポート】BAND-MAIDが満員のZepp Tokyoを興奮の渦に!アコースティックセットやインストも(写真12枚) - 音楽ナタリー https://t.co/Sg4FklSpwC