サンガツが5年ぶりアルバムで楽曲制作アプローチ大幅変更

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サンガツが前作から実に5年ぶりとなる4作目のアルバム「5つのコンポジション」を3月17日にリリースすることが明らかになった。

サンガツの小泉篤宏、小島創太郎、梶道人と、サポートメンバーの磯木淳寛、村木哲郎、宿谷一郎、軽部佳秀。録音はGOK SOUNDの近藤祥昭、ミックスとマスタリングは益子樹(ROVO、ASLN)が担当した。

サンガツの小泉篤宏、小島創太郎、梶道人と、サポートメンバーの磯木淳寛、村木哲郎、宿谷一郎、軽部佳秀。録音はGOK SOUNDの近藤祥昭、ミックスとマスタリングは益子樹(ROVO、ASLN)が担当した。

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日本のポストロックバンドのオリジネイターとして支持を集めるサンガツ。前作「静かな生活」の編成からベースとドラムが脱退しており、今回のアルバムはメンバー3人にサポート4人を加えた、4ドラム+2ギター+1ベースという編成により制作された。

彼らは前作がリリースされた2005年から曲作りに取り組み始め、1年に2曲のペースでじっくりと今作の収録曲を制作。演劇カンパニーのチェルフィッシュやダンサーのホナガヨウコとの共演など近年は音楽以外のジャンルとのコラボも増えており、その活動を反映してか本作では、これまでのポストロックサウンドとはベクトルの異なった独自のスタイルを確立することに成功している。

メロディやリズムで風景を想起させるこれまでの方法論から大きく離れ、彼らは今回のレコーディングで「音の動きや配置で質感を伝える」というコンセプトを設定。ライブでは4つのドラムを円形に配置し、弦楽器3人がその外円を囲んで演奏する。そのためレコーディングでも実際の演奏を再現して、4人のハイハットが頭の周りを回転しているように聴こえる工夫が施されている。

なお本作はサンガツにとって、CDデビュー10周年にして初めての3月リリースの作品となる。

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