SCOOBIE DO、初のZepp Tokyoワンマンで迎えたライブ通算1303本目

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SCOOBIE DOのライブツアー「Funk-a-lismo! vol.11」の最終公演が、2月11日に東京・Zepp Tokyoで行われた。

SCOOBIE DO「Funk-a-lismo! vol.11」最終公演の様子。(撮影:小見山峻)

SCOOBIE DO「Funk-a-lismo! vol.11」最終公演の様子。(撮影:小見山峻)

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コヤマシュウ(撮影:小見山峻)

コヤマシュウ(撮影:小見山峻)[拡大]

昨年10月20日に千葉・千葉LOOKで幕を開け、合計27本におよんだ今回のツアー。“LIVE CHAMP”の異名を持つSCOOBIE DOは、このツアー中にライブ通算1300本を達成した。1995年の結成以来、全国各地さまざまなステージを踏んできた彼らだが、ツアーファイナルの会場となったZepp Tokyoで単独公演を行うのは今回が初めて。フロアの中央には花道がセットされ、千秋楽ならではのスペシャルなパフォーマンスが繰り広げられた。

オカモト“MOBY”タクヤ(撮影:小見山峻)

オカモト“MOBY”タクヤ(撮影:小見山峻)[拡大]

CRACKLACK

SCOOBIE DO「CRACKLACK」
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そろいのスーツに身を包んだマツキタイジロウ(G)、ナガイケジョー(B)、オカモト“MOBY”タクヤ(Dr)、そして白スーツ姿のコヤマシュウ(Vo)はおなじみの入場テーマ、Art Blakey & The Jazz Messengersの「A Chant For Bu」に乗せてスタンバイ。MOBYのドラムロールに合わせてバックライトがまぶしく点灯し、4人のシルエットが浮かび上がる。場内は大きな歓声に包まれる中、同期による女性コーラスのアカペラが鳴り響き、1曲目の「Love Song」へ。コヤマは「今日も一緒に鳴らそうな!」と観客に呼びかけた。ライブは昨年10月発売の最新アルバム「CRACKLACK」からの楽曲を軸に、新旧のナンバーを織り交ぜながら進行。4曲目の「新しい夜明け」ではコヤマが花道へと飛び出し、「みんなで一緒に歌いますか!」とシンガロングを求めた。

マツキタイジロウ(撮影:小見山峻)

マツキタイジロウ(撮影:小見山峻)[拡大]

コヤマのMCとMOBYの“ダチーチーチー”ブレイクを挟んで演奏された最新シングル曲「ensemble」ではZepp Tokyoがメロウなグルーヴに包まれ、続く「ゆうべあのこが」ではリーダー・マツキが激しい16ビートを刻む。「笑う女」ではナガイケのランニングベースがアダルトなムードを作り上げた。コヤマは「MIGHTY SWING」の最中、「Zepp Tokyoは音の鳴りが最高なんだわ。プラスワンモーの生音が最高なんだわ。シンプルだけどドでかいことやりませんか? 今まで生きてきた中で一番でかい声を出す。これをやりませんか?」と、“FUNKY 4”と共にライブを作り上げる“PLUS ONE MORE”、オーディエンスにコールを要求。フロア全体で大きな声が上がったが、コヤマは両手で大きなバツを描き、演奏をストップさせてしまう。「躊躇しなくていい3つの理由を教えます。まず1つ、ここはライブハウスだぞ? 日本で一番大きいライブハウスだと聞いて今日はここを押さえてますから。そして2つ目、君のとなりにいる人、誰一人として君のこと見ていません。そして3つ目、ここが一番大事。君の目の前にいるのはSCOOBIE DOだぞ? ただのバンドマンじゃないんですけどー。“LIVE CHAMP”なんですけどー。この3つを聞いたら大きい声を出さない理由、ありますか?」というコヤマの丁寧なレクチャーに、プラスワンモーはさらに大きなコールで応えた。

ナガイケジョー(撮影:小見山峻)

ナガイケジョー(撮影:小見山峻)[拡大]

ライブ中盤には4人が花道を通ってセンターステージへと集まり、アコースティックギター、ウッドベース、パーカッションによるシンプルな演奏で「美しい日」と「最終列車」の2曲を披露。メンバー紹介を兼ねたArchie Bell & The Drells「TIGHTEN UP」のカバーで始まる次のブロックでは「禁じられたふたり」「アウェイ」とファンキーな楽曲が並び、「真夜中のダンスホール」ではコヤマが指差した天井のミラーボールが激しく旋回した。熱狂的な“ダンスホールお台場”を作り上げたFUNKY 4は、なぜかここでクイズを挟む。SCOOBIE DOがZepp Tokyoのステージにワンマン以外で立った回数は「3回」、通算1300本目のライブを行ったのは「2018年1月21日の茨城・mito LIGHT HOUSE」と2問を終え、最後の3問目「SCOOBIE DOになくてはならない最後の1人は?」には会場のプラスワンモー全員が「PLUS ONE MORE!!」と回答した。この声を受け、FUNKY 4は「PLUS ONE MORE」「愛はもう死んだ」「ロックンロールは未定」「Back On」を浴びせるように畳みかけ、最後に最新アルバムのリードナンバー「Cold Dancer」を演奏した。

SCOOBIE DO「Funk-a-lismo! vol.11」最終公演の様子。(撮影:小見山峻)

SCOOBIE DO「Funk-a-lismo! vol.11」最終公演の様子。(撮影:小見山峻)[拡大]

「自由にやれたか? カッコよかったぜ」とプラスワンモーを讃えたコヤマは、「いつでも今日の1回がやりたいんだよ。いつだってやりてえのは今、今日のやつなんだよ。だから俺たちやり続けるしかねえんだ。またライブハウスで会おうな」と告げ、アンコール曲「生きがい」を熱唱。「君とロックンロールすることが俺たちの生きがいです。ずっとずっとやろうな!」と呼びかけた。FUNKY 4はさらにデビュー曲「夕焼けのメロディー」と音楽愛を歌った「やっぱ音楽は素晴らしい」の2曲を届け、通算1303本目のライブを終えた。

この日の公演は映像収録が行われており、その模様はライブDVD「Film Funk-a-lismo! ODAIBA CRACKIN' 23」となって春の対バン企画「Young Bloods」よりライブ会場で販売される。対バン企画「Young Bloods」は4月14日に愛知・CLUB UPSET、4月15日に大阪・LIVE HOUSE Pangea、4月21、22日に東京・新代田FEVERで開催。愛知はドミコ、大阪はAFRICA、東京はLayneとLUCKY TAPESがゲストで登場する。

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SCOOBIE DO「Funk-a-lismo! vol.11」最終公演
2018年2月11日(日・祝)東京都 Zepp Tokyo セットリスト

01. Love Song
02. Get Up
03. MI.RA.I
04. 新しい夜明け
05. ensemble
06. ゆうべあのこが
07. パレード
08. ミラクルズ
09. 笑う女
10. What’s Goin' On
11. MIGHTY SWING
12. バンドワゴン・ア・ゴーゴー
13. 美しい日
14. 最終列車
15. TIGHTEN UP
16. 禁じられたふたり
17. アウェイ
18. 真夜中のダンスホール
19. PLUS ONE MORE
20. 愛はもう死んだ
21. ロックンロールは未定
22. Back On
23. Cold Dancer
<アンコール>
24. イキガイ
25. 夕焼けのメロディー
26. やっぱ音楽は素晴らしい

Young Bloods vol.7

2018年4月14日(土)愛知県 CLUB UPSET
<出演者>
SCOOBIE DO / ドミコ

Young Bloods vol.8

2018年4月15日(日)大阪府 LIVE HOUSE Pangea
<出演者>
SCOOBIE DO / AFRICA

Young Bloods vol.9

2018年4月21日(土)東京都 新代田FEVER
<出演者>
SCOOBIE DO / Layne

Young Bloods vol.10

2018年4月22日(日)東京都 新代田FEVER
<出演者>
SCOOBIE DO / LUCKY TAPES

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すぎやま(神奈川の黄色鬼) @sugiyama_Z

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