PELICAN FANCLUBからクルマダヤスフミが脱退

2018年2月4日 21:00 657 4 音楽ナタリー編集部

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記事へのコメント（4件）

PELICAN FANCLUBのギタリスト、クルマダヤスフミがバンドを脱退する。

PELICAN FANCLUB。左端がクルマダヤスフミ（G）。

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メンバーはバンドのオフィシャルサイトを介してコメントを発表。クルマダは今回の脱退に関して「改めて自分を見つめ直したときに挑戦したいことや、今後どう生活していきたいかという気持ちと、バンドに向かうメンバーとの気持ちに差が生まれてしまいました」と説明し、ギタリストとしての活動は続けていくことを明かした。またエンドウアンリ（Vo, G）は「くるちゃん、夢は結成当初から変わっていない、あとは僕らに任せて、そして僕の惚れたギターを弾き続けて欲しい」、カミヤマリョウタツ（B）は「クルマダ君と喜怒哀楽を共にする中で生み出した楽曲達は、僕らにとってかけがえのない宝物です」、シミズヒロフミ（Dr）は「今の俺が音楽を続けていられているのは間違いなく彼のおかげです」と自身の思いをつづっている。

クルマダ脱退前最後のライブは4月6、7日に東京・FORESTLIMITで行われる「PELICAN FANCLUB HEATED ONEMAN LIVE "DREAM DAZE 3"」となる。PELICAN FANCLUBは今後、サポートメンバーや新メンバーを加えず3人体制で活動を続ける。

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PELICAN FANCLUB コメント

クルマダヤスフミ（G）

いつも応援ありがとうございます。
ファンの皆様、関係者の皆様、突然の報告で申し訳ありません。
この度、クルマダヤスフミは4月7日の東京・forestlimitでのライブを最後にPELICAN FANCLUBを脱退致します。
2012年にPELICAN FANCLUBを結成し、人間的にも音楽的にも大好きなメンバー、応援してくれているファンの皆様、多くの関係者の皆様と共に高みを目指し、素晴らしい日々を過ごしてきました。
ただ、その中で自分の意思で選択するということを無意識に避けていた自分がいました。
改めて自分を見つめ直したときに挑戦したいことや、今後どう生活していきたいかという気持ちと、バンドに向かうメンバーとの気持ちに差が生まれてしまいました。
バンドに対して熱量の差がある中で、これ以上続けることは困難だと思いメンバーやスタッフと話し合いを重ね、このような選択を致しました。
先のことはまだ決まっていませんが、ギターは好きなので弾き続けようと思います。自分にとって素晴らしいと思えるギタープレイを出来るように、音楽を楽しみ、研究し、生活の一部として向き合っていきたいと思います。
脱退に関して思い悩んでいる時もメンバーは温かく見守ってくれており、そんなメンバーがとても大きな存在であり大切な仲間でした。
家族のような存在だったメンバーと別々の道を歩むことは正直不安ではありますが、自分自身と向き合い、挑戦したいこと、新たな目標に向かって進んでいきます。
皆様のおかげでPELICAN FANCLUBという最強にかっこいいバンドを組んでここまでやってきたことを誇りに思います。
PELICAN FANCLUBをこれからも応援よろしくお願いします。
今まで本当にありがとうございました。

エンドウアンリ（Vo, G）

高校生の頃、クルマダ君のギターに惚れてバンドを組もうと誘いました。彼のギターは彼自身のようにとてもデリケートで感情のある演奏に虜になったのを覚えています。
だからこそ、デリケートな彼なりのこの選択を受け止めることができました。
また、数え切れないほどの喜怒哀楽を4人で共にした日々があって「音楽に感情を」をテーマにするPELICAN FANCLUBにたどり着きました。
くるちゃん、夢は結成当初から変わっていない、あとは僕らに任せて、そして僕の惚れたギターを弾き続けて欲しい。
3人のPELICAN FANCLUBと車田君はそれぞれの夢を叶えるために前に進みます。良き未来を！

カミヤマリョウタツ（B）

クルマダ君と喜怒哀楽を共にする中で生み出した楽曲達は、僕らにとってかけがえのない宝物です。
みんなにとってもきっとそうだと思います。クルマダ君との6年間も、みんなの期待や不安も、全てひっくるめて僕らPELICAN FANCLUBが未来に連れていきます。またライブハウスで会いましょう！

シミズヒロフミ（Dr）

出会って約10年。
学生時代から共に音楽を鳴らし続け、PELICANFANCLUBのドラマーとして加入するきっかけを作ってくれたのがクルちゃん。今の俺が音楽を続けていられているのは間違いなく彼のおかげです。
同じステージに立つことは無くても、今まで4人で作り上げてきた曲達は一生この世に残り続けますし、応援してくれているみんなとの宝物。PELICAN FANCLUBの楽曲達はこれからも生きて歩き続け、みんなの背中を更に押せるよう進化していくと思います。
今後は3人での活動という形にはなりますが、俺らの音楽に対する追求心は途絶えることはなく、カッコいい楽曲達をみんなに届け続けていきます。クルちゃんのギタリストとしての音楽人生とPELICAN FANCLUBの応援をこれからもどうぞよろしくお願いします。