04 Limited Sazabys“世界一信用する”オーディエンスと作り上げたワンマンツアー

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1月18、19日に04 Limited Sazabysのライブツアー「Squall tour」の東京・Zepp Tokyo公演が開催された。この記事では、2日目の公演の模様をレポートする。

04 Limited Sazabys「Squall tour」東京・Zepp Tokyo公演2日目の様子。(Photo by Viola Kam[V'z Twinkle])

04 Limited Sazabys「Squall tour」東京・Zepp Tokyo公演2日目の様子。(Photo by Viola Kam[V'z Twinkle])

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04 Limited Sazabys「Squall tour」東京・Zepp Tokyo公演2日目の様子。(Photo by Viola Kam[V'z Twinkle])

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最新シングル「Squall」を携え、11月より全国を回ってきた04 Limited Sazabys。開演時間を過ぎた頃客席と舞台を隔てていたカーテンが左右に開き、レンガ調の壁面が設置されたステージにメンバーが登場した。1曲目「Feel」のイントロが鳴らされるとフロアから大歓声が上がり、さらにGEN(B, Vo)の「東京準備できてますか?」という言葉を合図に熱いコールが沸き起こる。レーザーライトが飛び交う会場に、4人の疾走感あふれるビートとみずみずしいサウンドが広がっていった。続くナンバー「knife」では激しさを増す照明演出の下、彼らはアッパーなステージを展開。KOUHEI(Dr, Cho)の力強いソロプレイから「escape」へとつなげられ、ライブ序盤から場内は大盛り上がりとなった。

左からHIROKAZ(G)、RYU-TA(G, Cho)。(Photo by Viola Kam[V'z Twinkle])

左からHIROKAZ(G)、RYU-TA(G, Cho)。(Photo by Viola Kam[V'z Twinkle])[拡大]

「escape」の演奏を終えGENが「我々のライブは俺たちがもちろん主役のつもりですけど、皆さんも主役なのでできるだけ参加してほしいと思ってます」と観客に呼びかけると、フロアから多くの拳が突き上がった。「swim」をさわやかに届けたあとには、オーディエンスが一斉に笑顔で飛び跳ねた「medley」へ。そしてRYU-TA(G, Cho)による「スコール! Zepp!」のコール&レスポンスで場内が沸いたところに、彼らは「Chicken race」を軽快に繰り出した。その後も「Now here, No where」や「me?」などキャッチーなナンバーが続き、フロアはより一層多幸感あふれる空気に。「懐かしい曲をやってもいいですか?」とGENが前置いた「Do it Do it」では、弾けるようなベースのビートが刻まれた。

左からKOUHEI(Dr, Cho)、HIROKAZ(G)。(Photo by Viola Kam[V'z Twinkle])

左からKOUHEI(Dr, Cho)、HIROKAZ(G)。(Photo by Viola Kam[V'z Twinkle])[拡大]

「Do it Do it」を終えたところで場内に突然雨と雷の音が鳴り響き、KOUHEI以外のメンバーが一度ステージをあとに。KOUHEIの陽気なタイトルコールを合図に、彼がMCを務めるコーナー「04 Limited Sazabys スコール早飲み選手権」が行われた。この企画はKOUHEIによって選ばれたオーディエンスが、ペットボトルに入ったスコールの早飲みを競うもの。お台場にちなんでフジテレビのキャラクター「めざましくん」のコスプレをしたHIROKAZ(G)も選手権に参加し、オーディエンスを存分に楽しませた。

GEN(B, Vo)(Photo by Viola Kam[V'z Twinkle])

GEN(B, Vo)(Photo by Viola Kam[V'z Twinkle])[拡大]

4人が再びステージに出そろい「monolith」で勢いよくライブの後半戦をスタートさせると、フロアにダイバーが続出。彼らは「capture」や「discord」などアッパーチューンを畳みかけ、場内の熱気をさらに高めていった。MCではGENが「ワンマンライブに来てくれるお客さんを世界一信用しています。今日は来てくれてありがとうございます」と感謝を告げ、名古屋から上京して1年半が経ったことを語る。彼は「東京に上京するときは不安で仕方なくて、『そもそも俺たちずっと名古屋でやってきたのに東京に行くのはどうなんだろう?』って考えていたんですけど、今は本当に東京に来てよかったなと思います。大嫌いだった街がこんなに好きになったのは、東京に住んでいる友達や皆さんのおかげです」と真っすぐに思いを述べた。その後は「Letter」「fog」が届けられ、続く「milk」ではミラーボールの光が場内を華やかに彩る。「hello」ではフロアに大合唱が巻き起こり、4人は気持ちよさそうにその声を浴びていた。そして本編の最後に披露されたのは、ツアータイトルにもなっている最新ナンバー「Squall」。GENの伸びやかな歌声が会場いっぱいに響きわたり、本編が締めくくられた。

04 Limited Sazabys「Squall tour」東京・Zepp Tokyo公演2日目の様子。(Photo by Viola Kam[V'z Twinkle])

04 Limited Sazabys「Squall tour」東京・Zepp Tokyo公演2日目の様子。(Photo by Viola Kam[V'z Twinkle])[拡大]

アンコールで彼らはバンドが今年結成10周年を迎えることについて触れ、「俺たちだけで始めたフォーリミも気づけばこんなにいろんな人に愛されるようになりました。今後もずっと一緒にいてください。よろしくお願いいたします!」とオーディエンスに呼びかけた。「Terminal」を経て、GENの「ラスト、ワンマンでしかやれない曲で終わります!」という言葉と共に披露されたのはピースフルなナンバー「Give me」。ここでライブは終わるはずだったが、大合唱が沸き起こる中多発するダイバーを見たGENから「この曲は一緒に歌いたかったんだよね」というひと言が。そして彼が「でも大丈夫。空気が読めないやつは、今後俺らがもっとカッコよくしていくから。一緒に成長していこう。最後にもっとカッコいいダイブしてもいい曲やるんで。うまいダイバーはカッコいいダイブ見せてやってくれる?」と続けると、4人は「Remember」を演奏し始める。次々とステージへと向かってくるダイバーを前に彼らは白熱のプレイを繰り広げ、笑顔でライブの幕を下ろした。

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04 Limited Sazabys「Squall tour」2018年1月19日 Zepp Tokyo セットリスト

01. Feel
02. knife
03. escape
04. Warp
05. swim
06. medley
07. Chicken race
08. days
09. Now here, No where
10. happiness
11. me?
12. Do it Do it
13. monolith
14. capture
15. fiction
16. discord
17. Letter
18. fog
19. milk
20. hello
21. Horizon
22. Squall
<アンコール>
23. Terminal
24. Give me
25. Remember

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