これは本日1月6日に東京・中野heavy sick ZEROで行われた東名阪ツアー「BiS 2nd BEGiNNiNG TOUR」の初日公演で1曲目が終わったあと、プー・ルイ本人によって明かされたもの。彼女は「わたくし、プー・ルイは3月4日の国技館を持ってBiSを卒業します! でもまあ今日はツアー初日、皆さん最後まで楽しんでいってください!」と宣言し、研究員(※BiSファンの総称)がざわめく中、「パプリカ」を連投するなど普段通りパワフルなライブを展開した。
ライブ本編終了後、フロアではプー・ルイ卒業について説明を求める声や、プー・ルイコールが巻き起こり、再びBiSメンバーがステージに登場。プー・ルイは改めて卒業を宣言してから、「渡辺(淳之介 / WACK代表)さんからBiS再結成の話をいただいたときは本当にうれしくて、ワクワクドキドキだったんですけど、始まってみたら全然うまくいかなくて。前のBiSの呪いみたいなものに縛られてしまって自分がBiSなのにBiSになりきれなくて、前のBiSを振り切るのに時間がかかってしまいました。(2017年の)9月に私は活動休止になって、自分の気持ちと向き合う時間が増えて、自分が今、本当に何がやりたいのか、自分にとって何が幸せなのかとか、いろいろ考えるようになって、渡辺さんともいろいろ話をしました。そうしていたときに、自分の心がBiSから卒業していることに気付きました」と声を震わせながら語る。「私にとってもうBiSは必要じゃなくなっていて、BiSにとって私ももう必要じゃなくなっていました。どんどん変わっていくアイドルシーンの中で、新しくなるBiSを見てみたいと思いました。再結成をして、BiSが大好きだってことがわかりましたし、時間はかかってしまったんですけど、どうなってもBiSが好きだってことがわかったので、私はBiSを卒業します」とコメント。さらに「とは言っても、3月まで時間があるので、それまで最高を更新し続けて、みんなの記憶に居続けて、後輩たちがなかなか超えられないようなBiSを作るっていう壮大な嫌がらせを最後にして、私はいなくなりたいと思います。3月4日まで最大級の応援、よろしくお願いします!」と呼びかけた。
なおBiSは3月7日に2度目の“メジャーデビュー”を飾る両A面シングル「WHOLE LOTTA LOVE / DiPROMiSE」をリリース。「WHOLE LOTTA LOVE」はプー・ルイおよび3月4日公演をもってGANG PARADEへと籍を戻すカミヤサキは不参加で、カミヤとレンタルトレードしていたアヤ・エイトプリンスを加えた新体制BiSの楽曲となる。一方「DiPROMiSE」はプー・ルイ、カミヤサキがBiSのレコーディングに参加したラストソング。こちらはプー・ルイの卒業をテーマにしたナンバーになることがアナウンスされている。
プー・ルイは2010年にBiSを結成。グループは2014年7月に解散したが、マネージャーの渡辺淳之介、サウンドプロデューサーの松隈ケンタ、プー・ルイの3人が再び集結し、2016年9月より新体制で活動を再開させた。プー・ルイはBiSのリーダーにして唯一のオリジナルメンバーだったが、再メジャーデビューシングルのリリースを目前にしてグループを離れることとなった。
BiS「WHOLE LOTTA LOVE / DiPROMiSE」収録曲
CD
01. WHOLE LOTTA LOVE
02. DiPROMiSE
03. WHOLE LOTTA LOVE(instrumental)
04. DiPROMiSE(instrumental)
初回限定盤DVD
・2017.10.6.「IDOL is DEAD」@赤坂BLITZライブ映像
BiS 2nd BEGiNNiNG TOUR(※終了分は割愛)
2018年1月14日(日)愛知県 名古屋CLUB QUATTRO
2018年1月21日(日)大阪府 BananaHall
BiS 2nd BEGiNNiNG TOUR FiNAL WHO KiLLED IDOL??
2018年3月4日(日)東京都 両国国技館
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田中田田田(たなかたでんた) @Tumapai
BiSからプー・ルイ卒業、ラストステージは両国国技館 - 音楽ナタリー https://t.co/uRunyVrylV