Negiccoもシークレットで駆け付けた！ホムカミXmas企画でコラボ続々

Homecomingsのクリスマスライブイベント「Homecomings presents『Casper the Friendly Ghost』」が、12月23日に大阪・梅田CLUB QUATTRO、翌24日に東京・渋谷CLUB QUATTROにて行われた。この記事ではイブに開催された東京公演の模様を紹介する。

イベントにはHALFBY、YOUR SONG IS GOOD、Enjoy Music Club、DJみそしるとMCごはん、Negicco、平賀さち枝といったゲストも出演。Homecomingsらしいにぎやかで楽しいひとときが紡がれ、集まったファンを笑顔にした。

会場には大きなクリスマスツリーと、Homecomingsの2ndアルバム「SALE OF BROKEN DREAMS」のジャケットに描かれているイラストの特大パネルが設置され、足を運んだファンの視覚を楽しませる。開演前のフロアではHALFBYがクリスマスにちなんだセットでDJパフォーマンスを繰り広げ会場を盛り上げた。その後、Homecomingsが敬愛するYOUR SONG IS GOODがライブを開始。最新アルバム「Extended」からのナンバーを中心に、フロアの熱気をどんどんと高めていく。ラストナンバーの「THE LOVE SONG」は原曲とは違うアレンジを聴かせたほか、オーディエンスのシンガロングも誘い、会場に一体感を作り出してHomecomingsにバトンを渡した。

HALFBYによるDJタイムを経て、Homecomingsがステージへ。まずは「PERFECT SOUNDS FOREVER」「LIGHTS」などきらびやかでダンサブルなナンバーでフロアの熱気を上昇させた。続いて、最初のゲストであるEnjoy Music Clubが現れ、畳野彩加（Vo, G）のラップが印象的な「クリスマスをしようよ」や「そんな夜」をセッション。Enjoy Music Clubのメンバーが去ったあとには、DJみそしるとMCごはんがステージに登場し、Homecomingsとの共作曲「恋はコメ色」をパフォーマンスした。おみそはんは「ホムって言ったら、カミって言えー」とコール＆レスポンスを繰り広げ観客を煽っていた。

そしてシークレットゲストとして呼び込まれたNegiccoは、Homecomingsが提供した「ともだちがいない！」をコラボ。Negiccoの登場に興奮しすぎた福富優樹（G）が、3人が退場したあとに「一旦落ち着かせてください！」とブレイクタイムを要求する場面もあった。コラボゲストの最後を飾った平賀さち枝は、平賀さち枝とホームカミングス名義による「白い光の朝に」に加え、1月発売の新たなコラボ盤「カントリーロード / ヴィレッジ・ファーマシー」からの新曲「カントリーロード」も披露しオーディエンスを魅了した。ゲストとのセッションを終えた4人は、クリスマスナンバー「WINTER BARGAIN」やバンドの代表曲「HURTS」などをプレイして一旦ステージをあとにした。

アンコールでは畳野が1人でアコースティックギターの弾き語りによる「MAYBE SOME OTHER TIME」をパフォーマンス。温かな空気の中でメンバーが合流し、イベントタイトルにもなっている楽曲を作ったダニエル・ジョンストンのエピソードを語りつつ、彼の「LIVING LIFE」をカバーした。YOUR SONG IS GOODのサイトウ "JxJx" ジュン（Organ, Vo）によるクリスマスケーキの披露、福富とサイトウによるうろ覚えの「White Christmas」の熱唱といったこの日ならではの演出を挟み、イベントは「WELCOME TO MY ROOM」で大団円を迎えた。