脇田もなり“Up and Coming”なバンドワンマン、23歳バースデーライブも決定

脇田もなりが12月15日に東京・六本木VARIT.にて、ニューシングル「WINGSCAPE」の発売を記念したワンマンライブ「脇田もなり Up and Coming "WINGSCAPE" Release Party!! @Tokyo」を行った。

脇田がワンマンライブを行うのは、1stアルバム「I am ONLY」の発売を記念して実施された9月8日の東京・clubasia公演以来。脇田は前回同様、しまだん（G / Healthy Dynamite Club）、越智俊介（B / Shunske G & The Peas、CRCK/LCKS、CICADA、North Pandemic Groove）、山下賢（Dr / MOP of HEAD、Alaska Jam）、KAYO-CHAAAN（Key / Healthy Dynamite Club）を率いたバンドスタイルで全14曲を披露した。今回のライブはタイトルに“脇田もなり Up and Coming”の文字が冠されていたが、これは脇田が今後バンドを率いてパフォーマンスを行う際の正式名称になるとのことで、「上を目指して進化したい」という思いを込めて付けられた名前だという。脇田はライブの最中たびたび「Up and」「Coming!!」のコール＆レスポンスを求め、その名をアピールした。

ライブはディスコブギー「IN THE CITY」で幕を開け、満員のフロアは冒頭から大盛り上がり。脇田はUp and Comingが作り出すグルーヴに身を委ね、ステージ上を舞うように跳ね回りながら笑顔と歌声を届けた。中盤にはアシッドジャズテイストの「Cloudless Night」、Illicit TsuboiとYUI（バクバクドキン）が手がけたヒップホップナンバー「ディッピン」、長谷泰宏（ユメトコスメ）提供のバラード「祈りの言葉」などバリエーションに富んだ楽曲が生演奏によるアレンジで歌われた。

後半のMCでは、11月22日に発売された最新シングル「WINGSPCAPE」の話題に。脇田は「この曲は今まで歌ったことのなかった、ブラジリアンフュージョンということで……言えたよ。やっと言えたよ。インストア9回やってきてやっと噛まずに言えました」と「ブラジリアンフュージョン」がうまく言えたことに大喜びで、インストアイベントに足を運んでいた観客からは拍手が起こった。脇田は「WINGSPCAPE」でジャンル的な挑戦のみならず、初めてのミックスボイスにも挑戦している。MC明けに歌われた「LED」は「WINGSPCAPE」の全面プロデュースを手がけた前園直樹と新井俊也のユニット・冗談伯爵のオリジナルナンバーで、この曲は脇田がまだ持ち歌が少なかった頃にレパートリーの1つとしてカバーしていた楽曲だ。

その後は「夜明けのVIEW」「泣き虫レボリューション」など1stアルバム「I am ONLY」からの楽曲が続き、最後はいよいよ「WINGSCAPE」へ。激しいブラジリアンビートでフロアの熱気はピークに達し、観客はスキャットパートのシンガロングでUp and Comingのグルーヴィな演奏にさらなるうねりを加えた。脇田は「Up and Comingもなり！」のコールを受けてさらにもう1曲、2ndシングル「Boy Friend」をUp and Comingと共に披露し、「みんな最高ー！」と満面の笑顔でライブを終えた。

脇田はこのあと12月24日に東京・VIVID SOUNDでクリスマスライブ「Me, Myself and I～脇田もなりのX'mas Party」、1月7日に大阪・北堀江club vijonでニューシングル「WINGSCAPE」リリースパーティの大阪公演を行う。また23歳の誕生日を迎える1月28日には東京・下北沢BASEMENT BARでバンド編成によるバースデーライブ「Up and Coming "脇田もなりBirthday Live"」の開催も決定した。バースデーライブの予約受付は下北沢BASEMENT BARのオフィシャルサイトにて12月20日18:00より。

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