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SCANDAL初の対バンツアー“ブルエンとしっかり握手”で幕

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HARUNA(Vo, G / SCANDAL)(撮影:ヤオタケシ)

HARUNA(Vo, G / SCANDAL)(撮影:ヤオタケシ)

SCANDAL初の対バンツアー「SCANDALの対バンツアー」の大阪・Zepp Osaka Bayside公演が10月21日に開催された。

「SCANDALの対バンツアー」は、SCANDALが“最強のライブバンド”と認める3組を各地に招く東名阪ツアー。初日の東京公演にはUNISON SQUARE GARDEN、愛知公演には04 Limited Sazabys、そしてツアーファイナルとなる大阪公演にはBLUE ENCOUNTがゲスト出演した。

ステージに2組と親交のあるFM802「ROCK KIDS 802 -OCHIKEN Goes ON!!-」のDJ落合健太郎が登場し、“盛り上げ隊長”としてコール&レスポンスで場内を温めたあと、彼の呼び込みによってブルエンが姿を見せる。スポットライトを浴びた田邊駿一(Vo, G)が「opening」でギターを鳴らしてじっくりと歌声を届けて観客を魅了したのち、4人はバンドサウンドで「MEMENT」をドロップ。高村佳秀(Dr)のパワフルなドラミングが響く中、田邊、江口雄也(G)、辻村勇太(B)の3人はステージを縦横無尽に動きながらオーディエンスを熱狂させた。ライブ人気曲「Survivor」やアニメ「銀魂 ポロリ篇」のオープニングテーマである新曲「VS」を経て、「LIVER」ではフロアが大盛り上がりの中「ちょっと待って、すげえ気持ちいい」と田邊が演奏をストップし、照明スタッフに客電を点けるようにリクエスト。彼は「俺たちのことを初めて観る人どんくらいいる? 多いな……ヘコむな……」と手を挙げた多くの観客たちを笑わせつつ、「実は最初はちょっとカッコつけてた。やっぱさ、初めての人にカッコよく思われたいじゃん。でもライブやってると思うよね、関係ないって。いつも通り、汗だくでやります!」と高らかに宣言した。そして「LIVER」の演奏が再開すると、田邊の煽りによってフロアには大量のタオルが高速で回る圧巻の光景が広がった。

MCで田邊は昨年イベントでSCANDALと出会ったことに触れ「いろんな捉え方をされるバンドかもしれないけど、俺にとっては完全にヒーローでした」と彼女たちのライブの感想を語った。また江口の弟がSCANDALのファンクラブに入っていること、辻村が昔バンドでSCANDALの楽曲をコピーしていたことなど知られざるエピソードが披露されると、辻村は“エアーともちゃん”なるTOMOMI(B, Vo / SCANDAL)ふうの仕草で会場を笑わせた。「SCANDALがインディーズ、メジャーでやってきた中で一番の日を作ろうと思う! いや…… あんたが生きてきた中で一番の日を作りたい。俺らもあんたのヒーローになりたいんだよ!」という田邊の叫びから、バンドは「LAST HERO」を熱演し、さらに「NEVER ENDING STORY」や「DAY×DAY」といった人気曲を畳み掛けていった。

ラストナンバーを前に、田邊は高校時代に始めたBLUE ENCOUNTが今年結成14年目であること、下積み時代が長いことを説明し、20歳の頃に観たテレビ朝日系「ミュージックステーション」の予告で歳下のSCANDALの名前を見かけて悔しい思いをしたエピソードを話し始める。「何が違うんだよ! 俺たちだってロックやってんだよ!と思ってその1週間はSCANDALのことを調べ上げた。それで『Mステ』を観たら、そこにいたのは“ガールズバンド”でも“十代のバンド”っていうくくりでもない。『Mステ』に出るために必死で練習して、その先にいる人に音楽を届けたいっていう、カッコいいロックバンドがいました」と言葉に力を込めた田邊は、「そのバンドはどんどん先に進んで、でかいキャパでライブを成功させていって。でも俺らバカだから自分たちの音楽諦めきれんでさあ……そしたらお客さん、信じてくれる人が増えてきて、武道館やれた! 『Mステ』出れた! そして今年やっとこれを言える日が来た。SCANDALと対バンできたよ!」と声を上げた。客席から大きな拍手が起こる中、演奏された「もっと光を」で彼は「これから俺らとSCANDALが抱きしめるよ」と歌詞の一部を替え歌。サビでは場内がオーディエンスの大合唱で包まれた。

SCANDALは「LOVE SURVIVE」を激しい演奏で届けてライブをスタート。HARUNA(Vo, G)が「大阪ー!!」と咆哮し、フロアは早くも熱狂の渦に巻き込まれる。RINA(Dr, Vo)のカウントからオリエンタルなダンスロックナンバー「テイクミーアウト」に入るとHARUNA、MAMI(G, Vo)、TOMOMI(B, Vo)の3人はピンク色の照明に照らされる中ステップを踏んで演奏。続く「お願いナビゲーション」では疾走するRINAのドラミングの上で、フロント3人の色気ある熱い歌声が響いた。のっけから爆発感のある盛り上がりを見せるオーディエンスに対して、HARUNAは「もうね、ステージに入ってきたときからモワーンっていう熱気がすごい!」と賞賛。さらに「さすがでした!」とブルエンの熱演に感謝した彼女は、彼らのライブ中にフロアの男子から「田邊!」という呼び捨てのコールが飛んでいたことに気付き、「なんかみんな田邊くんだけ扱いが雑じゃない? 私も田邊って呼ぼうかな」とユーモアを交えて発言すると、ステージ袖から顔を出した田邊が笑顔で頷き手を挙げるシーンも。さらにTOMOMIは辻村の“エアーともちゃん”に対抗して“エアーつーじー”を披露しフロアを沸かせた。

「アンコールはございません! なので、この時間に一週間貯めたストレスを出しまくって盛り上がっていきましょう!」とHARUNAが煽ると、4人は遊び心のある「STANDARD」、MAMIがキレ味鋭いギターリフを鳴らした「Rising star」、RINAとTOMOMIのヘビーなサウンドとHARUNAの堂々とした歌声が響く「FREEDOM FIGHTERS」と連投し、さらに「太陽スキャンダラス」で会場の熱気を加速させた。ライブ後半、RINAは「今日、ブルエンからずっとキラーチューン祭りだね。『MEMENT』から『D.N.K』の流れヤバくない? 私『D.N.K』めっちゃ好きなの」と笑顔でブルエン愛を語る。また田邊のMCにちなんで、SCANDALのこれまでを振り返り「インディーズ時代も短いし、テレビに出て一気に売れたと思ってくれてる人もいるかもしれないけど、自分たちの中では悔しい思いをたくさんしてきて……フェスでもイベントでも、『SCANDALのTシャツを着てる人を孤独にさせてるんじゃないかな』って思う」と思いを明かし「でもなんか今日、ブルエンのメンバーともお客さんともしっかり握手できた気がしてすごいうれしい気持ちです。今日はうちらのライブを観に来てくれて本当にありがとうございます」と会場中に感謝した。

HARUNAの「さっき“田邊”が言ってくれてうれしかったんだけど、今日がうちらとみんなにとって人生で一番の日になったら最高だよね!」という言葉から、4人は対バンツアーに向けて制作された新曲「恋するユニバース」をドロップし、多彩な展開でファンを魅了する。HARUNAの伸びやかな歌声が会場を満たした「Image」、キラーチューン「瞬間センチメンタル」の演奏後、「ラスト! 踊って帰ってください!」とHARUNAが紹介したのは「SCANDAL BABY」。RINAが刻むダンサブルなリズムに合わせ、オーディエンスは左右に手を揺らしたりジャンプしたりと大盛り上がり。MAMIとTOMOMIがHARUNAの至近距離まで近付いて肩を組んだり、同じマイクで歌ったりする和やかなシーンを挟み、大サビ前にはファンによる大きなシンガロングがメンバーを笑顔にさせていた。終演後、HARUNAは改めてオーディエンスに感謝し「初の対バンツアーめちゃくちゃ短かったね! またいつかやれたらいいなと思ってます。私たちのことを初めて観た人も、対バン以外でもまたライブに来てくれるといいなと思います」と呼びかけた。

「SCANDALの対バンツアー」2017年10月21日 Zepp Osaka Bayside セットリスト

BLUE ENCOUNT

01. opening
02. MEMENT
03. D.N.K
04. Survivor
05. VS
06. LIVER
07. LAST HERO
08. NEVER ENDING STORY
09. ロストジンクス
10. DAY×DAY
11. もっと光を

SCANDAL

01. LOVE SURVIVE
02. テイクミーアウト
03. お願いナビゲーション
04. STANDARD
05. Rising star
06. FREEDOM FIGHTERS
07. 太陽スキャンダラス
08. 恋するユニバース
09. Image
10. 瞬間センチメンタル
11. SCANDAL BABY

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