indigo la End、「Crying End Roll」の片鱗見せた9カ月ぶりワンマン

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indigo la Endが昨日6月23日に東京・EX THEATER ROPPONGIにて、ワンマンライブ「Play Back End Roll」を開催した。

indigo la End「Play Back End Roll」東京・EX THEATER ROPPONGI公演の様子。(撮影:浜野カズシ)

indigo la End「Play Back End Roll」東京・EX THEATER ROPPONGI公演の様子。(撮影:浜野カズシ)

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indigo la End「Play Back End Roll」東京・EX THEATER ROPPONGI公演の様子。(撮影:浜野カズシ)

indigo la End「Play Back End Roll」東京・EX THEATER ROPPONGI公演の様子。(撮影:浜野カズシ)[拡大]

彼らがワンマンライブを行うのは昨年9月の東京・新木場STUDIO COAST公演以来、約9カ月ぶり。7月12日にリリースされるアルバム「Crying End Roll」の収録曲を含む全20曲を披露した。ステージに登場したindigo la Endは長田カーティス(G)のテクニカルなギターフレーズが光る「渇き」でライブをスタート。「瞳に映らない」「悲しくなる前に」といったシングル曲を連発すると、フロアでは自然と手拍子が起こる。「ハートの大きさ」の演奏前には佐藤栄太郎(Dr)の怒涛のドラミングが披露された。

川谷絵音(Vo, G)(撮影:浜野カズシ)

川谷絵音(Vo, G)(撮影:浜野カズシ)[拡大]

フロアから「おかえりなさい!」と声が上がると、川谷絵音(Vo, G)は「ただいま」と一言。メンバーの容姿をいじりながら仲間たちを紹介し、サポートメンバーのササミオ、えつこ(DADARAY)を含め「この6人でやっていきますので、よろしくお願いします」と頭を下げた。少ない音数でグルーヴを奏でる「ココロネ」、カラフルな照明が彩る「ダンスが続けば」とダンサブルなナンバーが続いたあと、indigo la Endは「Crying End Roll」の収録曲「見せかけのラブソング」を披露。続く「夏夜のマジック」ではギターを置いた川谷が艶っぽいベースラインを弾く後鳥亮介(B)の肩を軽く抱いて歌う一幕もあった。

indigo la End「Play Back End Roll」東京・EX THEATER ROPPONGI公演の様子。(撮影:浜野カズシ)

indigo la End「Play Back End Roll」東京・EX THEATER ROPPONGI公演の様子。(撮影:浜野カズシ)[拡大]

つい数日前に川谷は自身のTwitterアカウント(@indigolaEnd)で切なさを感じるコード進行に乗せて「猫踏んじゃった」と歌う動画を投稿。彼はそれをステージ上で披露してみせたあと、仲良しのGEN(04 Limited Sazabys)とのプラベートなやりとりについてや、自分が人の見た目の変化に気付けないことなど、とりとめのない話を続ける。収集がつかなくなったところで、「プレイバック」でライブを再開。鋭利なギターサウンドと迫りくるようなベースラインが絡み合う「実験前」ではフロントの3人が1人ずつステージ前方へ歩み出て各々のプレイスキルの高さを見せつける。荘厳な雰囲気を持った「eye」を高らかに鳴らしたあと、6人は初期ナンバーである「彼女の相談」を披露。このブロックのラスト「インディゴラブストーリー」では川谷と長田によるシャープなカッティングがオーディエンスに強い印象を残した。

indigo la End「Play Back End Roll」東京・EX THEATER ROPPONGI公演の様子。(撮影:浜野カズシ)

indigo la End「Play Back End Roll」東京・EX THEATER ROPPONGI公演の様子。(撮影:浜野カズシ)[拡大]

川谷は「Crying End Roll」について「今後のindigo la Endの広がりを想像できる作品。『Crying End Roll』だけで最高傑作とは言えなくて、次の作品、その次の作品につながる大事な作品になっています」と説明したあと、自虐的なトークを展開。終わりの見えない川谷の話に長田は「もういいんじゃない?」と苦笑いし、6人は「雫に恋して」でライブ後半戦をスタートさせる。美しいメロディが際立つ「藍色好きさ」、初披露となった新曲「想いきり」を熱演したあと、彼らはライブ定番曲の「夜明けの街でサヨナラを」でフロアを盛り上げる。そして本編はミドルバラード「心ふたつ」でしっとりと締めくくられた。

indigo la End「Play Back End Roll」東京・EX THEATER ROPPONGI公演の様子。(撮影:浜野カズシ)

indigo la End「Play Back End Roll」東京・EX THEATER ROPPONGI公演の様子。(撮影:浜野カズシ)[拡大]

アンコールでは川谷が「ファンの皆さんと顔を合わせる機会はライブくらいしかないから、ライブができなくて寂しかった。だから今日を迎えられてうれしい」と今の気持ちを吐露。そして「泣きながら映画のエンドロールを観るイメージで付けました」と「Crying End Roll」のタイトルに込めた思いを語り、収録曲でありドラマ「ぼくは麻理のなか」のオープニングテーマとして話題の「鐘泣く命」をメンバーと共にプレイした。最後は「渚にて幻」のロングバージョンを披露し、6人は壮絶な演奏を繰り広げ会場を轟音で包み込んだ。

なお本日6月24日22:00まで、indigo la Endのオフィシャルサイトでは、「Crying End Roll」の収録曲でこの日のライブでも披露された「見せかけのラブソング」の試聴音源を公開中。ファンは忘れずにチェックしておこう。またindigo la Endは9月にツアー「始藍」を開催する。

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indigo la End「Play Back End Roll」2017年6月23日 EX THEATER ROPPONGI セットリスト

01. 渇き
02. 瞳に映らない
03. 悲しくなる前に
04. ハートの大きさ
05. ココロネ
06. ダンスが続けば
07. 見せかけのラブソング
08. 夏夜のマジック
09. プレイバック
10. 実験前
11. eye
12. 彼女の相談
13. インディゴラブストーリー
14. 雫に恋して
15. 藍色好きさ
16. 想いきり
17. 夜明けの街でサヨナラを
18. 心ふたつ
<アンコール>
19. 鐘泣く命
20. 渚にて幻(long ver.)

indigo la End「始藍」

2017年9月15日(金)大阪府 なんばHatch
2017年9月17日(日)岡山県 CRAZYMAMA KINGDOM
2017年9月20日(水)愛知県 DIAMOND HALL
2017年9月22日(金)東京都 Zepp Tokyo
2017年9月25日(月)群馬県 高崎club FLEEZ ※スペシャルゲスト:秀吉
2017年9月26日(火)宮城県 Rensa
2017年9月28日(木)北海道 札幌PENNY LANE24

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