音楽ナタリー - 最新音楽ニュース

Negiccoまだまだやれるぞ!「ライブハウスのネギ」で大収穫

958

Negicco「SPRING 2017 TOUR~ライブハウスのネギ~」最終公演の様子。

Negicco「SPRING 2017 TOUR~ライブハウスのネギ~」最終公演の様子。

Negiccoのライブハウスツアー「SPRING 2017 TOUR~ライブハウスのネギ~」の最終公演が、4月28日の東京・Zepp DiverCity TOKYOで行われた。

Negiccoの地元新潟のライブハウス・NIIGATA LOTSを皮切りに、愛知・ElectricLadyLand、大阪・ユニバース、そしてラストのZepp DiverCity TOKYOと4会場を舞台に行われた今回のツアー。最終公演には、永田こーせー(Sax / EMPTY KRAFT、オートクチュールサックスカルテット)、真砂陽地(Tp)、前田大輔(Tb / オルケスタ・デ・ラ・ルス)からなるNegiccoライブおなじみのホーン隊「ネギホーンズ」が、吉澤達彦(Tp / lowland jazz)、橋本和也(Sax)、馬場桜佑(Tb / STAR BELL PLUS)を加えた6人編成で登場し、さらにピアニストの片木希依(jizue)も参加してバックトラックに彩りを添えた。

6管のきらびやかなサウンドが重なったオープニングナンバー「Make Up Prelude」に乗せて幕が開き、Nao☆、Megu、Kaedeがステージへ。3人はまず、今年2月に配信限定でリリースされた新曲「We are VR friends!」からライブをスタートさせた。続く「自由に」を歌い終えたところで、3人はフロアを埋め尽くした観客に挨拶。Meguは「ここZepp DiverCityは思い出がある場所で……」と、2013年の「TOKYO IDOL FESTIVAL 2013」出演時に衣装がはだけてしまった“ポロリ事件”を振り返る。実際は「TIF」初登場翌年に隣のZepp Tokyoで起きた事件だったが、Meguは恥ずかしそうに当時を振り返りつつ、「湯沸かし沸騰器のように涙が出た」と「TIF」の大舞台に立った当時の喜びを改めて語った。

またこの日のライブにはスペシャルゲストとして、最新シングル「愛、かましたいの」を提供した堂島孝平と、新潟・FM KENTOのレギュラー番組「Negicco RADIO」でおよそ8年にわたりディレクターを務めたラッパーのSWAMPも出演した。堂島はライブ序盤に登場し、2016年5月に発売されたNegiccoの3rdアルバム「ティー・フォー・スリー」から堂島作詞の「SNSをぶっとばせ」でコラボレーションした。MCでは提供曲「愛、かましたいの」の話題になると、堂島が「プロデューサーとして失敗したなと思っているところがあって」と、曲中に入れるファンのコールがうまくハマるよう、自身が考えたコールを観客とメンバーに提案。作者本人もパフォーマンスに加わり、新たなコールで生まれ変わった“愛かま”は大きな盛り上がりを見せた。そしてもう1人のゲスト・SWAMPは「ナターシア」にラップを織り交ぜ、さらにアダルトなムードの即興ラップでメロウな「Good Night ねぎスープ」へとつないだ。

中盤はじっくりと聴かせる曲が続く。「矛盾、はじめました。」は片木が演奏するピアノのみのシンプルなアレンジで披露され、3人の優しい歌声が場内に響き渡った。大人びた一面を見せた直後のグッズ紹介コーナーでは、4月10日で29歳になった最年長のリーダーNao☆がオリジナル脚本とユルい替え歌でMeguとKaedeを翻弄し、場内は一転して牧歌的なムードに。しかし次の「ライフ・イズ・キャンディ・トラベル」ではMeguのアカペラから始まるアレンジで、再び観客をライブの世界へと一気に引き戻す。このツアーで初披露されたリリース未定の新曲「くちびるにメロディ」、ルーレットによりその場で選曲された「Party on the PLANET」と続き、ライブは終盤戦へ。代表曲「圧倒的なスタイル」では満員のフロアでおなじみのラインダンスで観客が1つになり、本編ラストは「ねぇバーディア」で明るく締めくくられた。

盛大な「アンコール、ネギ!」コールを受けたNegiccoは、アンコール1曲目に新曲「ともだちがいない!」を初披露した。「ともだちがいない!」はこれまでNegiccoの楽曲にはあまりなかった、どっしりとした8ビートの楽曲で、作詞作曲はHomecomingsによるもの。本編で歌われた「くちびるにメロディ」同様、リリースは未定となっている。新曲について説明したNegiccoは「今日はもう1つお知らせがあるんです」と、毎年の恒例イベントとなりつつある自主企画イベント「NEGi FES」についてアナウンス。過去2回は埼玉・所沢航空記念公園 野外ステージで行われてきたが、今年は初の地元開催として、新潟・北方文化博物館で秋に実施される。詳しい日程やゲストについては後日アナウンスされるので、続報を楽しみにしておこう。

アンコールではさらに「ときめきのヘッドライナー」「トリプル!WONDERLAND」の2曲を歌ったNegicco。「ときめきのヘッドライナー」ではフロアに銀テープと大量の風船が舞う賑やかな演出が見られた。ネギホーンズと片木を送り出した3人は、改めてツアーを振り返る。Kaedeは「これからもどんどんいろんな方に歌を届けていきたいので、ずっとずっと付いて来てください」と呼びかけ、Meguは「ライブハウスツアーが決まったときは、今のNegiccoにできるのかなと正直不安なところもありました。でも今こうやってツアーを終えて、とても充実感にあふれています。すごく勉強になりましたし、『Negiccoまだまだやれるぞ!』っていい刺激をもらいました」と熱弁。最後にリーダーNao☆は「これからも諦めないでがんばっていこうと思います。ぽんちゃ(Megu)も言ってたけど、Negiccoはまだまだこれからがスタートなので、皆さん応援よろしくお願いします」と、活動15年目に向けての意気込みを語った。

Negiccoが所属するT-Palette RecordsのTwitter公式アカウント(@TPalette)では、ツアーファイナル終演直後のメンバー3人によるコメント動画を公開中。またT-Palette RecordsのYouTube公式チャンネルには、今回のツアーの模様を収めた動画が複数アップされている。

Negicco「SPRING 2017 TOUR~ライブハウスのネギ~」
2017年4月28日 Zepp DiverCity TOKYO セットリスト

01. We are VR friends!
02. 自由に
03. SNSをぶっとばせ / Negicco×堂島孝平
04. 愛、かましたいの / Negicco×堂島孝平
05. サンシャイン日本海
06. マジックみたいなミュージック
07. 二人の遊戯
08. ナターシア / Negicco×SWAMP
09. Good Night ねぎスープ
10. おやすみ
11. 江南宵唄
12. 矛盾、はじめました。
13. ライフ・イズ・キャンディ・トラベル
14. くちびるにメロディ
15. Party on the PLANET
16. あなたとPop With You!
17. 恋のシャナナナ
18. 圧倒的なスタイル
19. さよならMusic
20. ねぇバーディア
<アンコール>
21. ともだちがいない!
22. ときめきのヘッドライナー
23. トリプル!WONDERLAND

音楽ナタリーをフォロー