“昔の危ない湘南乃風”がTELA-C、J-REXXX、SALUを迎えてピストル片手にライブ

AbemaTVの開局1周年記念ライブシリーズ「AbemaTV 1st ANNIVERSARY LIVE」の4日目公演として、昨日4月13日に東京・EX THEATER ROPPONGIにて、湘南乃風が今年初のライブを行った。

開場後、湘南乃風のバックセレクターを務めるThe BK Soundがステージに登場し、マイクパフォーマンスで観客を煽りながらアグレッシブなDJプレイを繰り広げた。そのパフォーマンスに会場は、開演前ながら早くも本番がスタートしているかと錯覚するほどの盛り上がりに。終盤に5人の女性ダンサーが艶かしくもワイルドな踊りで観客を魅せたのち、いよいよ湘南乃風のメンバー4人が姿を現すと、すでに盛り上がっていた会場が一段とヒートアップした。

彼らが「SHOW TIME」「Born to be WILD」と次々にアッパーチューンを繰り出す間、力いっぱい飛び跳ねるオーディエンスで、フロアはまるで沸騰する鍋のような様相に。しかしHAN-KUNはそれに満足せず、たびたび音を止めては「ターバンが厚くて声がぜんぜん聞こえないんだけど！」「準備運動はもう終わりだ！」ともっと声を張り上げるように観客に促していた。

その後も彼らは、尖ったフロアライクなサウンドとエンタテインメント性あふれるパフォーマンスを両立した、湘南乃風ならではのステージングで観客を魅了。若旦那は「炎天夏」では「ヤベェ気持ちいい Abema 1周年 照れずに今日は言うぞ 俺たちの番組くれー！」、「黄金魂」では「昨日ふと夢を見たよ Abemaで歌う姿を」など、このイベントならではの内容にリリックを改変して歌いオーディエンスを沸かせた。

この日のライブはLEDの映像と派手なレーザーの光に彩られながら行われたが、「KING OF THE WILD」では炎が揺れるトーチに囲まれながら4人が歌うという演出も。「曖歌」のオープニングではステージの照明をほとんど消して、観客の振る赤いペンライトのわずかな光の中でメンバーは熱唱。また「知らない人同士でも全員肩を組んでください！」という彼らの声に促され、「親友よ」ではメンバーも観客もそれぞれ隣の人と肩を組みながら大合唱。「はなび」が始まるとラスタカラーを思わせる赤、金、緑の銀テープがフロアに向けて発射された。そして本編最後に披露されたのはキラーチューン「睡蓮花」。会場中で大量のタオルが勢いよく回る中、SHOCK EYEが結んで長くしたタオルで長縄跳びをしたり、終盤のHAN-KUNのパートをThe BK Soundが歌ったりと、ラストにふさわしいお祭り騒ぎのパフォーマンスが繰り広げられた。

アンコールを受けて再び現れた4人が代表曲「純恋歌」を歌い上げたのち、若旦那は「今日のために新曲持ってきたよ！」と言ってTELA-C（INFINITY16）、J-REXXX、SALU、HyperJuiceをステージに呼び込んだ。DJブースでHyperJuiceが流すパワフルなジャングルのビートの上で、TELA-Cは「湘南乃風をやる前から俺は一緒につるんでたから、こいつらのことはよく知ってる！ こいつらの原点、昔の危ない湘南乃風を観たいやつは両手を挙げろ！」とオーディエンスを扇動。湘南乃風の4人とTELA-C、J-REXXX、SALUはそれぞれおもちゃのピストルを片手に持ち、それまでのキャッチーな楽曲とはひと味違う、不穏で危険な雰囲気の漂うマイクリレーを繰り広げた。思わぬ新曲のお披露目に会場の興奮が高まる中、湘南乃風は畳み掛けるように「爆音Breakers」「Joker」「バブル」を連発。メンバーも観客も完全燃焼し、「AbemaTV 1st ANNIVERSARY LIVE」の4日目公演は終幕した。

なおAbemaTVはライブ直後に出演者にインタビューを実施しており、この内容は、見逃した番組を視聴できる新機能「Abemaビデオ」にて視聴することができる。

「AbemaTV 1st ANNIVERSARY LIVE」の5日目公演となる本日4月14日は、NMB48の山本彩がソロワンマンライブを実施。このライブでは未発表の新曲が披露される予定だ。AbemaTV ではライブの模様が生中継されるので、会場に足を運ぶことができないファンはAbemaTVをチェックしよう。