昨年5月から5カ月ほどバンドを離脱していた佐久間。彼は昨年11月にバンドに復帰したが、かねてより憧れていた教師という職業に就くべく、バンド脱退を決意した。佐久間のラストステージは4月2日に大阪・LIVE HOUSE Pangeaで行われるライブイベント「Pangea 6th Anniversary "agartha20170402"」となる。
このことについて橋本薫(Vo, G)は「僕らがしっかりと目を開いて、バンドの未来を考えているがゆえの選択です」「バンドは進みます。常に現在を超えていける限り。なので、これからも僕らの音楽を楽しみにし続けていてください」とコメント。Helsinki Lambda Clubは佐久間脱退後のライブ出演も決定しており、新体制は4月18、19日に行われるtetoとの共同企画「Helsinki Lambda Club × teto presents “Last Comer"」でお披露目される。
佐久間公平(G)コメント
この度、Helsinki Lambda Clubを脱退させていただくことになりました。
昨年、学業に専念するために一時離脱させてもらったのですが、今回は脱退です。復帰とか、そういうのは無しです。
最初に伝えたいのは今回の脱退についてですが所謂「大人の都合」とか「メンバー間の不和」とかは一切なくて、僕自身の、そしてバンド自身としての決断だということです。
僕は教師という職業に憧れがありました。
留年を繰り返したのも教員免許をとるため、という理由が大きいです。
留年をし、バンドを離れ、勉強をしている中で、本気で教師を目指すのも悪くないな、という思いが自分の中で芽生えていきました。
そんな思いの中で10月に復帰し、ツアーを回り、ライブをしていくうちに、僕の持っているバンドに対する熱量が以前より薄れ、他のメンバーとの熱量の差が広がっているのを自覚するようになり、その事に気づいた時、一歩引いた場所からバンドを見守ろう、そして本気で教師を目指してみようと思い今回の決断に至りました。
今まで応援してくださった皆さん、このような形で、この大事な時期にバンドを離れてしまい本当に申し訳ありません。そして本当にありがとうございました。
Helsinki Lambda Clubはこれからも前に進んでいくし、僕は教師になるためにも、お互い成すべき事を成していくのでこれからも変わらず応援してください。よろしくお願いします。
今までありがとうございました。
橋本薫(Vo, G)コメント
僕らがしっかりと目を開いて、バンドの未来を考えているがゆえの選択です。脱退、解散、活動休止、一見ネガティブにしか見えない言葉たちだし自分も以前はそう捉えていた部分もあったけれど、当人たちが考え抜いて決めたことならそれは実は大抵はポジティブな出来事だったんじゃないかなと、メンバーの脱退という出来事に直面することになって思いました。
バンドは進みます。常に現在を超えていける限り。なので、これからも僕らの音楽を楽しみにし続けていてください。
Pangea 6th Anniversary "agartha20170402"
2017年4月2日(日)大阪府 LIVE HOUSE Pangea
<出演者>
Helsinki Lambda Club / Predawn / ドミコ / SPANK PAGE
Helsinki Lambda Club × teto presents "Last Comer"
2017年4月18日(火)東京都 U.F.O. CLUB
2017年4月19日(水)東京都 下北沢Daisy Bar
Helsinki Lambda Clubのリリース情報
リンク
- Helsinki Lambda Club Official Website
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Helsinki Lambda Clubから佐久間脱退、教師になるため - 音楽ナタリー https://t.co/Jl9iNmUjnT