この作品は彼らが2009年に発表したヒット曲「春夏秋冬」をモチーフとした映画。葉山奨之と山崎紘菜が演じる幼なじみ2人の恋愛模様を描いたドラマパートと、Hilcrhymeのライブパートで構成されている。
上映後にファンの前に登場したTOCは、映画が完成した心境を「だいぶ前から動いてた企画だったので、今日は感慨深いです。本当に幸せです」と語る。そして主題歌として書き下ろした新曲「アフターストーリー」について「『春夏秋冬』を作ってから10年、リリースして8年後の今を書いてみました」と明かし、「『春夏秋冬』は俺たちにとって転機となった曲。一時この曲に振り回されてた自分もいたんだけど、今は続きを書けるぐらいすんなり自分の中に収まっています」と、大ヒット曲に対する素直な思いを吐露した。
ライブではTOCの提案で、観客全員がスタンディング状態で楽しむ。彼はこのライブを「(DJ)KATSUくんと俺が印象に残っているシーンの曲を1曲ずつ挙げてライブをします」と説明し、DJ KATSUが選んだ「パラレルワールド」と自身が選んだ「押韻見聞録」をパフォーマンスする。そして「この10年ていうのは俺たちの10年でもあるし、皆さんの10年でもあると思ってます。それほど『春夏秋冬』は俺たちの手元から離れて、皆さんの人生に深く入っていきました。映画化できたのは本当にうれしい」と改めて喜びを語り、「春夏秋冬」を歌い上げた。
トークコーナーではDJ KATSUが「春夏秋冬」について「10年経とうが100年経とうが曲は永遠に残るから、こうやって映画化できた。まだまだこの先もいろんな広がりがあるのかなと思うし、そんな曲が作れてよかった」と語る。TOCは映画のライブパートについて「この間あったツアーの、東京でのファイナルのライブでリアリティがあるんですよね。ボーカルテイクだけで言ったらもっといい公演もあるし、最終日だからけっこう喉がしんどそうだったけど、そういうのもリアルでいいなと思いました」と明かした。
また、主題歌「アフターストーリー」についてはTOCが「『春夏秋冬』の続きを書こうと決めたとき、もうあのときの感覚をまったく忘れていたんです。当時聴いていた人も状況や生活が変わったと思うので、そういうリアリティを出したかった」とコメント。DJ KATSUは「本当にいい曲ができたと思う。『春夏秋冬』と同じくらい広がりを見せてくれたらいいな」と新曲への思いを語った。
彼らは3月25日に新潟・朱鷺メッセで10周年記念ライブを開催する。DJ KATSUはこのライブを「いよいよ朱鷺メッセ公演を迎えて、Hilcrhymeは11年目に突入します。また一から、この10年を10倍上回るくらいの活動をしていきたい」とアピールし、TOCは「11年目のHilcrhymeもよろしくお願いします!」と観客に挨拶してイベントを締めくくった。
この朱鷺メッセ公演は映画主題歌の「アフターストーリー」のライブ初披露の場となる。チケットは現在一般発売中。
Hilcrhyme 10周年記念特別公演「朱ノ鷺二〇一七」
2017年3月25日(日)新潟県 朱鷺メッセ・新潟コンベンションセンター
HilcrhymeのTV・ラジオ出演情報
リンク
- 春夏秋冬物語 - UNIVERSAL MUSIC JAPAN
- Hilcrhyme(ヒルクライム)Official Site
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Ryo Chiura @r_chiura
@HIROAKIJINNO @KINENOTEくさいです。濃厚です。それですね。説明も把握もしきれませんが。 昨日すごくひどい映画を観て(義務で。試写で。)、それは格好だけ、ドラマ「的」なことだけやって装おうとしてて…ダメでした…
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