BOOM BOOM SATELLITES総力特集「別冊カドカワ」刊行

2017年3月1日 17:38 443 3 音楽ナタリー編集部

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本日3月1日に「別冊カドカワ総力特集 BOOM BOOM SATELLITES」が発売された。

BOOM BOOM SATELLITESとは？

中野雅之（Programming, B）、川島道行（Vo, G）によるロックバンド。1997年にベルギーのレーベルからシングル「JOYRIDE」をリリースし、1998年には初のフルアルバム「OUT LOUD」を発表した。エレクトロニックサウンドとロックを融合させた独自の音楽性で、類をみないオリジナリティを誇示し、日本国内だけでなく海外でも絶大な人気を獲得。アメリカやヨーロッパでもツアーを開催し、著名なフェスティバルにも多数出演した。2004年には映画「APPLESEED」の音楽を手がけ、その後もさまざまな映画やアニメに楽曲を提供している。2013年1月より川島の脳腫瘍の治療のためしばらくライブ活動を休止するが、同年5月の東京・日本武道館公演から活動を再開。しかしながら川島の脳腫瘍が再発し、2015年11月より再びライブ活動を休止することに。2016年6月にバンド最後の作品としてシングル「LAY YOUR HANDS ON ME」をリリース。同年10月に川島が死去し、2017年6月にBOOM BOOM SATELLITESの27年の歴史に幕を下ろすラストライブが行われた。

「別冊カドカワ総力特集 BOOM BOOM SATELLITES」表紙［拡大］

別冊カドカワ総力特集 BOOM BOOM SATELLITES
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今回の「別冊カドカワ」では、BOOM BOOM SATELLITESの結成、デビュー、活動終了に至るまでに中野雅之（Programming, B）、川島道行（Vo, G）が作り出したサウンドの魅力や世界観に迫る特集を展開。川島との出会いから現在までの出来事や思いが語られている中野の2万字インタビューをはじめ、使用機材やプライベートスタジオの紹介、彼らのミュージックビデオを手掛けた曽利文彦、長添雅嗣、柿本ケンサク、関和亮のインタビューも収載したバイオグラフィとディスコグラフィが収められる。

本書にはさらに、TOSHI-LOW（BRAHMAN）と細美武士（the HIATUS、MONOEYES）による対談や、ジェフ・ミルズ、ryo（supercell）、菅原卓郎（9mm Parabellum Bullet）、ピエール中野（凛として時雨）、Jean-Ken Johnny（MAN WITH A MISSION）、ホリエアツシ（ストレイテナー）、Kj（Dragon Ash）、電気グルーヴ、サポートドラマーを務めた福田洋子らBOOM BOOM SATELLITESとゆかりのあるアーティストや、カメラマン、スタッフなどによる証言や寄稿も掲載される。