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X JAPAN「あまりにも壮絶」な映画、舞台挨拶でYOSHIKIがファンに感謝

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紅カーペットでポーズを決めるX JAPAN。

紅カーペットでポーズを決めるX JAPAN。

3月3日公開のX JAPANのドキュメンタリー映画「WE ARE X」の完成披露ジャパンプレミアが、本日2月23日に東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて開催。メンバー5人が登壇した。

劇場前では映画の完成を祝し、レッドカーペットならぬ“紅”カーペットイベントが実施された。ゲストの渡辺麻友、横山由依(AKB48)、柏木由紀(AKB48、NGT48)、山本彩(NMB48)、宮脇咲良(HKT48、AKB48)やX21、花岡なつみ、May J.、濱口優(よゐこ)、アニメ「名探偵コナン」の主人公・江戸川コナンらが華やかにカーペットを歩いたあと、X JAPANの5人も登場した。

X JAPANのメンバー全員が映画のレッドカーペットイベントに登場し、舞台挨拶を行うのは今回が初とのこと。彼らはカーペット際に招待されたファンと握手やサインをして触れ合い、テレビ局各局の取材に応えた。その後は劇場内での舞台挨拶へ。約500人のファンの前に現れた5人は、映画の完成に至る経緯やそれぞれの思いを語った。

X JAPANは結成初期からドキュメンタリーの制作を考え、合宿などの際にカメラを回していたとのこと。しかしYOSHIKI(Dr, Piano)はその後について「そのあとに壮絶なドラマ、いろいろなことが起こる中で『とてもじゃないけど振り返れない』と思って、話がなくなってしまったんです」と語る。しかしX JAPANの海外公演を担当するエージェントから映画化の話を受け、最初は断っていたものの「この物語は心に痛みを持ってる人、人生に挫折しそうな人に勇気を与えられる」と説得され、映画化へ至ったことを声を詰まらせながら明かした。

映画を観た感想を尋ねられたToshl(Vo)は「あまりにも壮絶すぎて、15分から20分ぐらい言葉が出なかった。絶句してしまいましたね」と語り、YOSHIKIはToshlと亡くなったTAIJI(B)の墓前を訪れたシーンについて「『こういう展開が待ってるってのは当時は思ってなかったよね。でも自分たちはまだ生きてるからね』とToshlが話してくれて……」と振り返る。するとPATA(G)が「全部明かしちゃダメだよ?(笑)」とYOSHIKIのネタバレトークに釘を刺し、会場の笑いを誘った。

HEATH(B)は「かなり衝撃的なシーンもあるんですが、なぜX JAPANがここまで大きくなったのかがこの映画を観ればわかると思います」と話す。続いてSUGIZO(G, Violin)が「長きにわたる偉大な歴史を見ちゃうと、僕がここにいていいのかなと思ってしまって……」と打ち明けると、YOSHIKIは「SUGIZOがいるから今のX JAPANがあるんだよ」と呼びかけ、客席からは大きな拍手が起こった。さらにSUGIZOの「X JAPANのステージに立ち始めてそろそろ8年なんです。今になって僕に何ができるかな、と自問自答しています」という言葉には、YOSHIKIが「アルバム完成させましょう!(笑)」と回答。SUGIZOも「そうですね(笑)」と同意していた。

最後にToshlは「この映画で僕は自分の過去を清算してけじめをつけて、さらに大きな壁をぶち破るためにみんなで一緒に歩んでいきます」と宣言。YOSHIKIも「僕らが存在するのはファンの皆さんがずっと応援してくれたからこそ。映画が完成し、すぐイギリスに行ってコンサートができるのも。皆さんに感謝しています」と涙声で語り、深々と頭を下げた。

X JAPANは明日2月24日(金)にはテレビ朝日系「ミュージックステーション」に出演。3月4日(現地時間)にイギリス・The SSE Arena, Wembleyで行うライブの模様は、全国の映画館でライブビューイング中継が行われる。

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