DAIZAWA RECORDS所属の
「代沢まつり」はDAIZAWA RECORDSの設立15周年を記念して行われるもの。各会場ではそれぞれ3組のステージに加え、「代沢まつり」のために出演者たちが用意したスペシャルなオープニングアクトのパフォーマンスも実施される。初日公演では宇都宮が地元であるpollyがK.E.N名義でアコースティックセットのライブを披露。サングラスをかけた刀川翼(B)がリードするK.E.Nは、pollyのライブでは普段あまり披露することのない「雨降り路地」を届け、ファンを喜ばせた。
この日のトップバッターはPELICAN FANCLUB。DAIZAWA RECORDSをこよなく愛するというエンドウアンリ(Vo, G)は「代沢まつりです。僕は震えています。色んなことを思い出します。10年ぐらい前にDAIZAWA RECORDSというものを知って、そこに所属するアーティストを無意識のうちに好きになって。『自分たちがデビューするならDAIZAWA RECORDSがいいね』って言っていました」と感慨深げに語る。バンドはDAIZAWA RECORDSの看板を背負ってのツアーに参加できることに感謝しながら、ラストの「記憶について」まで駆け抜けた。
2番手のウソツキは最新作「一生分のラブレター」の楽曲を中心としたセットリストでライブを展開。エンドウと同じくDAIZAWA RECORDSに所属していることに誇りを持つという竹田昌和(Vo, G)は「皆さんはDAIZAWA RECORDSをあまり知らないかもしれない。syrup16gや椿屋四重奏、THE NOVEMBERS、きのこ帝国……僕がカッコいいなあと思っていたバンドがこのレーベルからたくさん出てきたんです。そして、次のDAIZAWA RECORDSの“カッコいいバンド”は僕らなんです。だからウソツキとpollyとPELICAN FANCLUBの名前を覚えて帰ってください」と観客に訴えかけた。
この日のトリを務めたpollyの越雲龍馬(Vo, G, Syn)もエンドウ、竹田に負けじと自分なりの言葉でDAIZAWA RECORDSが好きなレーベルであることを明かす。本編終了後、彼らは「代沢まつりだから」と理由をつけ、普段は行わないアンコールを数年ぶりに実施。音源化されていない初期のナンバー「シシィ」を披露して、「代沢まつり」の初日公演を締めくくった。
本日9月17日には宮城・HooK SENDAIにて「代沢まつり」の2公演目が開催される。その後は22日に大阪・LIVE SQUARE 2nd LINE公演、翌23日に愛知・APOLLO BASE公演と続き、10月4日の東京・渋谷CLUB QUATTRO公演でツアーファイナルを迎える。なおファイナル公演にはDAIZAWA RECORDS出身のきのこ帝国がゲストとして登場する。チケットは各プレイガイドにて販売中で、各会場では入場者全員にDAIZAWA RECORDSロゴ入りトートバックがプレゼントされる。
代沢まつり<DAIZAWA RECORDS 15th Anniversary for the Future>(※終了分は割愛)
2016年9月17日(土)宮城県 HooK SENDAI
2016年9月22日(木・祝)大阪府 LIVE SQUARE 2nd LINE
2016年9月23日(金)愛知県 APOLLO BASE
2016年10月4日(火)東京都 渋谷CLUB QUATTRO
<出演者>
ウソツキ / PELICAN FANCLUB / polly
東京公演ゲスト:きのこ帝国
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リンク
- 代沢まつり DAIZAWA RECORDS 15th Anniversary for the Future ウソツキ / PELICAN FANCLUB / polly
- ウソツキ オフィシャルウェブサイト
- PELICAN FANCLUB OFFICIAL WEBSITE
- polly official web
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音楽ナタリー @natalie_mu
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