でんぱ組.inc、SPYAIRと5年ぶり対バンでツアーと“夏”開幕宣言

6

1985

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 514 1401
  • 70 シェア

でんぱ組.incの対バンツアー「はやぶさかがやきツアー2016」が7月6日に東京・Zepp Tokyoで開幕した。

SPYAIRとでんぱ組.incによるコラボレーションの様子。(写真提供:ディアステージ)

SPYAIRとでんぱ組.incによるコラボレーションの様子。(写真提供:ディアステージ)

大きなサイズで見る(全15件)

昨年よりも規模を拡大し東京、東北、北陸、北海道の全10カ所で実施される「はやぶさかがやきツアー」。その初日には5年前に東京・秋葉原GOODMANででんぱ組.incとツーマンライブを行ったSPYAIRが登場し、2組は再会を懐かしむようにそれぞれのライブを繰り広げた。

SPYAIRによるライブの様子。(写真提供:ディアステージ)

SPYAIRによるライブの様子。(写真提供:ディアステージ)[拡大]

SPYAIRは7月13日にリリースされるニューシングル「THIS IS HOW WE ROCK」からライブを開幕。歌唱後、IKE(Vo)は「ようこそ、でんぱ組.incのはやぶさかがやきツアーへ! Are you ready?」とオーディエンスを煽り「現状ディストラクション」「ROCKIN'OUT」でさらに会場をヒートアップさせていく。でんぱ組.incファンをも熱狂させ、会場を1つにしたIKEは「ライブ、ひさしぶりなんだよ! 今年の夏はここから始まるんだよね。ここから弾けていこうぜ! 悪いけど、今日は誰一人として負けねえから! 俺がこの中で1番楽しんでやるよ!」と宣言。さらに過去にでんぱ組.incとツーマンライブをしたことを振り返り「あのとき来てくれた人、いる? あのときの紳士たち、まだ応援してるか? でんぱ組.incのみんなもいろいろあったと思うけど、オマエらがずっと応援し続けてくれたから彼女たちは生き生きとライブがやれてるんだよ。そして、今、こうしてまた一緒に俺たちとライブができます。ありがとう!」とでんぱ組.incファンへ感謝の言葉を述べ、情熱的なナンバー「アイム・ア・ビリーバー」を熱唱してフロアを大きく揺り動かした。

ライブ中盤ではUZ(G)のギターソロから「サクラミツツキ」「OVERLOAD」へと繋ぐ。すがすがしい表情でIKEは「オマエら最高だな! SPYAIRが好きな人! でんぱ組.incが好きな人! 音楽が好きな人! そういうことだよな。サイリウムとか使ってもいいから、オマエの楽しみ方で楽しめばいいだろ! 楽しんだもん勝ちなんだよ! 楽しみたいヤツ、遊びたいヤツだけ付いてこい!」と煽り「イマジネーション」をドロップ。IKEの熱いボーカルに呼応するように2組のファンは拳を突き上げ、ライブは終盤へと加速していく。

SPYAIRとでんぱ組.incによるコラボレーションの様子。

SPYAIRとでんぱ組.incによるコラボレーションの様子。[拡大]

「サムライハート(Some Like it Hot!!)」ではオーディエンスが「ヘイ! ヘイ! サムライハート!」の掛け声で会場を盛り上げる。すると曲の途中ででんぱ組.incが登場しタオルを回して観客をさらにヒートアップさせる。大歓声が巻き起こる中、IKEは最後のMCで「ありがとう! オマエらの器のでかさを感じたよ! オマエらは何にも気にせず音楽を楽しめよ! 感謝しても、感謝しても足りないですよ。このツアー、本当にいいツアーだね。ライブはさ、みんながいて初めてできるものだし、また機会があったら俺らのファンもでんぱ組.incのライブを楽しんでください。俺らには目標があります。東京ドームでやりたいんだ。俺らはやれるって信じてるから。そのとき、でんぱ組.incのファンのみんなにも力を貸してほしいんだ。だからこれからも見守ってください!」とオーディエンスにメッセージを送る。そしてラストナンバー「SINGING」で会場が一体となり、2組のファンからの大歓声を受けながらSPYAIRはステージをあとにした。

でんぱ組.incによるライブの様子。

でんぱ組.incによるライブの様子。[拡大]

会場内に「線路は続くよどこまでも」が鳴り響き、でんぱ組.incのバックバンド・でんでんバンドが入場。続いて「アキハバライフ」のテーマに乗せてでんぱ組.incが今回のツアーのために用意された新衣装を着て登場し、「破!to the Future」から勢いよくライブをスタートさせた。MCで夢眠ねむは「このツアーが始まった途端、夏が始まりますね! ということは今日が夏初日ですからね! みんな! でんぱ組.incと最高の夏の思い出を作ろうね!」と宣言。そしてここから彼女たちの夏曲を集めた夏メドレーに突入し「Kiss+Kissで終わらない」や「ノットボッチ…夏」などのサマーチューンで会場を常夏気分へと誘う。

でんぱ組.incによる「キボウノウタ」歌唱の様子。

でんぱ組.incによる「キボウノウタ」歌唱の様子。[拡大]

ライブ中盤のMCでメンバーはSPYAIRとの思い出を語る。その中で古川未鈴は「5年の時を超えてこんなに大きな会場でまたツーマンライブができるなんてね。2組のファンがここまで応援してきてくれたからだと思います。ありがとう!」と感謝の言葉を述べる。そしてニューアルバム「GOGO DEMPA」の収録曲よりバラード曲「キボウノウタ」をライブ初披露。彼女たちの伸びやかな歌声に観客は酔いしれ、歌唱後は大きな拍手が巻き起こった。

でんぱ組.incによるライブの様子。

でんぱ組.incによるライブの様子。[拡大]

そしてライブの最後にはKENTA(Dr)がステージに登場。KENTAは「ハンパねえっす。すごい汗だよね。彼女たちとは5年ぶりで、お互いに駆け出しくらいのときだったよね。そこから始まって、今日はソールドアウトもして。こういうときじゃないとできないことってなんだろうって考えました。やっぱり叩かないとダメかなって。1曲、みんなと一緒にやらせてもらいます!」とコメントし、でんぱ組.incの「おつかれサマー」をコラボレーションする。曲の途中ではIKEも乱入し、全員でタオルを回して最後はステージで大ジャンプ。汗だくになったメンバーは最後にタイトルコールを行い、感謝の言葉を述べてツアー初日を大成功で締めくくった。

なお次回「はやぶさかがやきツアー2016」は7月14日に福島・郡山市民文化センターにて開催され、Base Ball Bearとの対バンが行われる。

関連する特集・インタビュー

この記事の画像(全15件)

でんぱ組.inc「はやぶさかがやきツアー2016」

2016年7月14日(木)福島県 郡山市民文化センター
<出演者>
でんぱ組.inc / Base Ball Bear

2016年7月15日(金)宮城県 仙台PIT
<出演者>
でんぱ組.inc / BRAHMAN

2016年7月23日(土)北海道 北斗市総合文化センター・かなで~る
<出演者>
でんぱ組.inc / Chara

2016年7月28日(木)長野県 ホクト文化ホール 中ホール
<出演者>
でんぱ組.inc / スチャダラパー

2016年7月29日(金)富山県 クロスランドおやべ
<出演者>
でんぱ組.inc / サンボマスター

2016年8月11日(木・祝)青森県 青森市文化会館 リンクステーションホール青森
<出演者>
でんぱ組.inc / ゴスペラーズ

2016年8月12日(金)岩手県 盛岡市民文化ホール
<出演者>
でんぱ組.inc / 氣志團

2016年8月18日(木)石川県 本多の森ホール
<出演者>
でんぱ組.inc / T.M.Revolution

2016年8月24日(水)埼玉県 大宮ソニックシティ 大ホール
<出演者>
でんぱ組.inc / NICO Touches the Walls

2016年8月25日(木)東京都 Zepp Tokyo
<出演者>
でんぱ組.inc / Fear, and Loathing in Las Vegas

全文を表示

読者の反応

  • 6

[しーちゃん] @life_aries

ヤバい…
思い出して泣きそうw

https://t.co/odkBLb3WyZ

コメントを読む(6件)

関連商品

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの音楽ナタリー編集部が作成・配信しています。 でんぱ組.inc / SPYAIR の最新情報はリンク先をご覧ください。

音楽ナタリーでは国内アーティストを中心とした最新音楽ニュースを毎日配信!メジャーからインディーズまでリリース情報、ライブレポート、番組情報、コラムなど幅広い情報をお届けします。