CKB、MINMI、Spontaniaら9組が葉山でリゾート競演

8月1日にユニバーサルミュージックが主催する野外ライブイベント「SUMMER EXPRESS 2009 in Hayama Marina」が、神奈川・葉山マリーナ ヨットヤード 特設ステージにて開催された。

この日のイベントは2部構成で実施。ヒルクライム、Metis、ピクシー・ロット、Spontania、MINMI、バブルガムブラザーズ、BENI、童子-T、クレイジーケンバンドの9組が出演した。

第1部のトップバッターを務めたのは、7月にシングル「純也と真菜実」でメジャーデビューしたばかりのヒルクライム。新人とは思えない堂々としたパフォーマンスで、オーディエンスを魅了した。続いて登場したMetisは、赤と白のトロピカルなサマードレスをまといステージに。MCで「広島出身のシンガー Metisです。今日は皆さんと素敵な思い出をつくるためにメティも来ました」と語り、会場を沸かせた。

その後は、サプライズゲストとして英国のニューカマー、ピクシー・ロットとSpontaniaの2組が連続してステージ上に。ピクシー・ロットは、スティービー・ワンダーの名曲「Isn't She Lovely」のカバーや、英国で大ヒットしたデビューシングル「ママ・ドゥ」などを熱唱。Spontaniaは、AIの「Story」をリメイクした「Another Story」を美しいハーモニーで響かせた。

第1部のトリを務めたMINMIは、オレンジ色のトップスに蛍光ブルーのドット柄のミニスカートという夏全開のキュートなファッション。総立ちの観客を前に、持ち前のエネルギッシュな声で「サマータイム」「シャナナ☆」を歌い上げ会場を熱くさせた。

その後、休憩時間を挟み第2部がスタート。バブルガムブラザーズは、アゲアゲパーティチューン「Daddys Party Night」や代表曲「WON'T BE LONG」などを披露し、オヤジならではのゆとりと色気で観客をうっとりと酔わせた。

ファッションアイコンとしても注目を集めるBENIは、デニム地のチューブトップに水玉模様のミニスカート、ブルーのハイヒールという格好で登場。「Kiss Kiss Kiss」「ずっと二人で」「もう二度と…」といったシングル曲を歌ったほか、自分のブログ用に観客と一緒に写真を撮るなど、会場との一体感を楽しんでいた。

童子-Tは絶妙なMCで観客を沸かせつつ、アップテンポチューンから切ないスローナンバーまで幅広い楽曲を連発した。最後はBENIをステージに招き、真夏の夜空をバックに「もう一度…feat.BENI」を生デュエット。BENIの美しいボーカルと、童子-Tの優しいラップが観客を包み込んだ。

そして、イベントのトリを務めたのはクレイジーケンバンド。会場がある神奈川は彼らの地元とあって、会場は歓迎ムード一色。ゴージャスなサウンドで一気にクレイジーケンバンドの世界に誘った後は、恒例のリクエストコーナーでは会場にぴったりな「葉山ツイスト」「Loco Loco Sunset Cruise」の2曲を歌い上げた。また、終盤では会場の熱気を落ち着かせるように、新曲「ガールフレンド」を披露。恋に破れた切ない大人の男心を歌ったナンバーに2000人の観客は聴き入った。