倖田來未が初めて地元・京都で凱旋公演「胸張って帰る決心つけるのに時間かかった」

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47都道府県ツアー「KODA KUMI LIVE TOUR 2016 ~Best Single Collection~」を開催中の倖田來未が、6月28日と29日に出身地である京都のロームシアター京都で自身初のワンマンライブを開催。以前から故郷での単独公演を切望していた彼女は、念願が叶った喜びをステージで表現した。

「KODA KUMI LIVE TOUR 2016 ~Best Single Collection~」京都・ロームシアター京都公演の様子。(写真提供:rhythm zone)

「KODA KUMI LIVE TOUR 2016 ~Best Single Collection~」京都・ロームシアター京都公演の様子。(写真提供:rhythm zone)

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倖田來未(写真提供:rhythm zone)

倖田來未(写真提供:rhythm zone)[拡大]

今回のツアーで彼女は、どの曲も思い入れの強い曲ばかりという理由から2種類のセットリストを用意。公演によって異なるセットリストを披露するという、初の試みでファンを驚かせている。京都公演では16年前にリリースしたデビュー曲「TAKE BACK」や、「Moon Crying」「愛のうた」などヒット曲満載の全33曲を披露。「Jukebox」というテーマで演出されたステージで、デビューから今までの長い歴史を2時間半に凝縮したパフォーマンスが展開された。

倖田來未(写真提供:rhythm zone)

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彼女は地元・京都に帰ってライブをすることについて「高校卒業まで京都で過ごし、上京したときのことがついこの間のように感じます。それからの歩みは決して平坦な道ではなかったからこそ、『胸を張って京都に帰る』という決心をつけるには時間がかかってしまいました。16年目を迎えた今、“人への愛”を届けられる歌手になりたいと強く願った京都の普通の女の子が、やっと音楽でその思いを伝えられています。なにより、こうして京都の皆さんに温かく迎えてもらい、ようやく自信を持つことができました。誰でも新しいことをやるときには怖さも伴うと思います。それでも怖いと思うときほど飛び込んでほしい。つらいときこそ笑顔で立ち向かってほしい。そんなときに、倖田來未の音楽を通して皆の背中を押すことができるような、誰かの心に残る歌をこれからも届けていきたいと思います」と語っている。

なお公演前日には、歌手になることを夢見た彼女を支え、道しるべを作った中学の恩師とも母校の中学校で再会。公演当日にも彼女と縁のある人々が来場していた。京都公演初日に会場に訪れた門川大作京都市長は「京都凱旋公演を拝見して、改めて“アーティスト倖田來未“を間近で感じることができました。完成したばかりのロームシアター京都で最高のステージをありがとうございます。今後も京都を国内外に向けて発信していけるよう、ご一緒できるのを楽しみにしております」と語った。

47都道府県ツアー「KODA KUMI LIVE TOUR 2016 ~Best Single Collection~」は残り36公演。ツアーファイナルは倖田の誕生日でもある11月13日に沖縄・沖縄市民会館で開催される。

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