ムック＆ギルガメッシュが北欧フェスで現地ファンを圧倒

ムックとギルガメッシュが、6月27日にスウェーデン・ヨーテボリで行われたメタル系フェス「METALTOWN 2009」に出演。ともに約2500人を収容するテントステージで、現地のメタルファンを熱狂の渦へと巻き込んだ。

18時半からのステージに臨んだギルガメッシュは、機材トラブルに見舞われオープニングナンバー「Break Down」の入りが遅れてしまったものの、その後は勢いのあるパフォーマンスで観客を圧倒。最前列にいたファンはもちろんのこと後方の観客をもぐいぐいと引き込んでいき、ラストはバンドのアンセムとも言える「evolution」で締めくくった。

ライブ終了後にはアンコールを求める拍手も上がり、ギルガメッシュの底力を現地オーディエンスに見せつける結果となった。

ムックは、まだ太陽の日射しが照りつける20時半過ぎに登場。SEをバックに4人が姿を見せると、オーディエンスが大歓声でメンバーを迎える。

そしてライブは「Howling」から勢いよくスタート。その後最新作「球体」からのナンバーが次々と演奏されると、会場は半狂乱状態に。独特の音世界を構築するミヤのギター、YUKKEとSATOちによる鉄壁のリズム、そして鋭いボーカルを聴かせる逹瑯の声はテント中に響きわたり、逹瑯のステージ上を浮遊するようなパフォーマンスはオーディエンスの目を釘付けにした。

ライブは約1時間にわたって行われ、ギルガメッシュにも負けず劣らずの大歓声の中で終幕した。