wegがカンヌ正式出品作「空気人形」の映画音楽を制作

業田良家の短編マンガが原作の、今秋公開される映画「空気人形」の音楽をworld's end girlfriendが制作した。

この映画は「誰も知らない」「歩いても歩いても」で知られる是枝裕和監督による、自身初のファンタジックなラブストーリー。主人公である「心を持ってしまった空気人形」の役をぺ・ドゥナが務め、空気人形が恋するビデオ屋の店員をARATA、そして空気人形の持ち主を板尾創路が演じる。

撮影は「花様年華」などの作品で独特の世界観を映し出してきた国際派カメラマンのリー・ピンビンが手がけ、美術は「キル・ビル」をはじめ国内外で活躍する種田陽平が担当。5月に開催された第62回カンヌ国際映画祭の「ある視点」部門で高評価を受けており、さらに9月にはアカデミー賞の前哨戦とも言われるトロント国際映画祭「マスターズ」部門への正式出品も決定している。

映画のオフィシャルサイトでは現在、world's end girlfriendの音楽が使用された予告編映像が公開されている。