Fly or Dieミニライブに鈴木このみら登場「マスコミがひどい目付きで見る」

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1月20日にデビューアルバム「矛と盾」をリリースしたマキタスポーツpresents Fly or Dieが、この発売記念イベント「ミニ・アコースティックLIVE&ホコタッチ会『Buy or Die!』」を1月23日に東京・HMV&BOOKS TOKYOで開催した。

Dar'k~ness(Photo by Yasuhiro Ohara)

Dar'k~ness(Photo by Yasuhiro Ohara)

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このイベントでは、マキタスポーツ扮するDar'k~ness(Vo)が中心となってミニライブを実施。さらに彼がアルバムのリード曲「矛と盾」の振り付けを踊りながらファンと触れ合う“ホコタッチ会”も行われた。Dar'k~nessが舞台に現れると客席から「ダァ様ー!」と声援が沸き上がり、それを聞いたDar'k~nessは「みんなでもっと不思議で奇天烈な空間にするんだよ。『サーモグラフィーで見たらあそこだけ真っ赤』みたいな熱を帯びた歓声をちょうだい」と観客をさらに煽る。

左からDar'k~ness、キャン・タマコ。(Photo by Yasuhiro Ohara)

左からDar'k~ness、キャン・タマコ。(Photo by Yasuhiro Ohara)[拡大]

ミニライブの1曲目ではパフォーマーとしてキャン・タマコを迎え、Dar'k~nessがカラオケで「矛と盾」を歌唱。曲の前口上で「矛盾……相容れない2つの対立する概念。男と女。攻めと守り。階級と平等。プライドと羞恥心。そしてセンテンスとスプリング」と時事ネタを盛り込んで観客の笑いを取りつつ、艶やかな歌声を会場に響かせた。来場者は着席して観覧しなければいけない決まりのため、座ったまま上半身だけでヘッドバンギング。異様な光景の中、Dar'k~nessも「取材に来てるマスコミに『なんだこの集団?』と思わせろ!」と発破をかける。曲が終わると彼は「いいじゃないか! これを望んでいたんだよ。イベントが始まる間にダァ様は囲み取材を受けたんだが、マスコミの皆さんは『こいつ本気か?』みたいに、ダァ様のことをひどい目付きで見てたんだ。だから君たちの応援が必要だったんだ」と会場の盛り上がりに感謝した。

左からfeaturing16、Dar'k~ness。(Photo by Yasuhiro Ohara)

左からfeaturing16、Dar'k~ness。(Photo by Yasuhiro Ohara)[拡大]

その後、本日1月27日にニューシングル「NEVER SAY NEVER」をリリースしたJin-Machineのfeaturing16(Vo)がイベントを盛り上げるため応援に駆けつけ、Dar'k~nessと2人で和気あいあいとしたトークを展開した。Dar'k~nessが「俺『そんな面白いプレゼントとかいらないから』って言ったけど、まさかホントに手ぶらで来たの?」とfeaturing16に詰問すると、featuring16はギャグをプレゼントすると言い出し、「上半身がSで下半身がMの人」というオリジナルの一発ギャグを披露。失笑が広がる会場を前に、featuring16は「なんだこの想像を絶する静けさは!」と慌てていた。

左から鈴木このみ、Dar'k~ness。(Photo by Yasuhiro Ohara)

左から鈴木このみ、Dar'k~ness。(Photo by Yasuhiro Ohara)[拡大]

それから2人は、観客の中にまぎれてマスクで顔を隠した鈴木このみがいるのを発見。普通にイベントを観に来ていたという彼女だったがステージに呼び込まれ、Dar'k~nessと2人で「残響FANATIC BRAVE HEART featuring 鈴木このみ」でハイトーンボイスの掛け合いを繰り広げた。そしてミニライブの最後には、Fly or Dieの◯堕(B / ◯は温泉マーク)と内野くん(Dr)が登場。「こういう状態でライブをやるのは初めて」と語りつつ、Dar'k~nessがエレアコ、◯堕がエレキベース、内野くんがカホンを担当してアコースティックサウンドで「普通の生活」を演奏した。

左から内野くん、Dar'k~ness、◯堕(◯は温泉マーク)。(Photo by Yasuhiro Ohara)

左から内野くん、Dar'k~ness、◯堕(◯は温泉マーク)。(Photo by Yasuhiro Ohara)[拡大]

なおイベント前に記者を集めて行われた囲み取材では、Dar'k~nessは「ヴィジュアル系とJ-POPの間に立って橋渡しができたらなと。ヴィジュアル系っていうと若干敷居が高いイメージがあると思うので、その敷居を下げたいと思います」と宣言。記者から「役者とバンドはこれから半々でやっていくんですか?」と問われると、「プロデューサーのマキタスポーツはバンドについて『役者の仕事にもいい影響がある』って言ってましたよ。ヴィジュアル系も『演じてなんぼ』みたいなところありますから」と答えていた。

Dar'k~ness(Photo by Yasuhiro Ohara)

Dar'k~ness(Photo by Yasuhiro Ohara)[拡大]

また、この日メンバーが5人中3人しか参加しないことについて記者が「分裂ですか?」と質門すると、Dar'k~nessは「何言わそうとしてるんですか! 芸能界に携わってたら触れづらい話だってことぐらいあんたらわかるだろ!」とバンドの分裂を笑顔で否定。「Dar'k~nessさんは自分の今の衣装を鏡で見てうっとりするんですか?」と聞かれると、「うっとりしますよ。だから化粧の乗りが悪いとすごく悔しかったりするし、ちゃんと睡眠を取ろうとか、お風呂でボディケアしようとか思います」と答えた。そこに記者が「でもヒゲは剃らないんですね」とつっこむと、彼は「ドラマ(『臨床犯罪学者 火村英生の推理』)の撮影が進行してるのに急に剃れないでしょ!」と返答。「知り合いに会うときにその格好は恥ずかしくないんですか?」と記者に言われたDar'k~nessは「高校の同級生とか、昔からの知り合いに会うのはホントにキツい」と告白した。彼は最後にCDの売上目標を聞かれると「ゲスの極み乙女。のアルバムがあの事件があってから7万枚以上売れたそうですが、僕は未来があるのでわざわざスキャンダルを起こしてまで7万枚売りたかねえよとも思いますので、間を取って3万枚を目指したいです」と宣言した。

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ジミー岩崎🎹11/18ライブありがとうございました。 @JimmyIwasaki

さすがナタリー、面白い記事!

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