[中島美嘉] 豪華ツアー＆再追加公演2DAYS決定

2007年5月11日 11:52 1 音楽ナタリー編集部

中島美嘉が全国ツアーの東京公演を、5月10日に東京国際フォーラムで行った。

中島美嘉とは？

1983年鹿児島県生まれ。2001年にドラマ「傷だらけのラブソング」のヒロインに抜擢され、シングル「STARS」で歌手デビュー。2002年リリースの1stアルバム「TRUE」はミリオンセラーを記録した。以降も「雪の華」「愛してる」「桜色舞うころ」などヒット曲を連発。女優としても活躍し、2005年公開の映画「NANA」では主役のナナ役を熱演した。2010年に両側耳管開放症の悪化により音楽活動を休止するも、2011年に活動を再開し、2013年1月には7thアルバム「REAL」をリリース。2015年に土屋公平（G）らと新プロジェクト「MIKA RANMARU」を始動させ、2016年1月にMIKA RANMARUの初作品としてライブアルバム「OFFICIAL BOOTLEG LIVE at SHINJUKU LOFT」をリリースした。2019年1月に代表曲「雪の華」のリリース15周年を記念したベストアルバム「雪の華15周年記念ベスト盤 BIBLE」を発表。同年2月には「雪の華」をモチーフにした同名の映画が公開された。近年ではアコースティックライブや海外での単独ライブを開催するなど精力的な活動を展開している。2021年10月にテレビアニメ「takt op.Destiny」のエンディングテーマ「SYMPHONIA」とテレビ朝日系ドラマ「漂着者」の挿入歌「知りたいこと、知りたくないこと」を収録したシングル「SYMPHONIA / 知りたいこと、知りたくないこと」をリリースする。

写真はツアー初日の市原市市民会館のもの。この日の東京公演は赤毛のウィッグで登場している。客席からは「かわいい！」の声が続出。

大きなサイズで見る

4月6日の市原市市民会館からスタートした今回のツアー「MIKA NAKASHIMA CONCERT TOUR 2007 YES MY JOY」は、彼女にとって約2年ぶりとなる大規模なツアー。ステージではヒット曲の数々を惜しみなく披露し、最新アルバム「YES」からも「見えない星」「素直なまま」など人気の高い楽曲を熱唱。情感のこもった歌声で、集まった5,000人のファンを大いに酔わせてくれた。

今回のツアーで演奏を担当しているのはバンマス河野伸、ギター土屋公平ら手練れのミュージシャン7名からなる実力派バンド。これに加えコーラス3名、ダンサー2名、バレリーナ2名を擁する大所帯が、ステージ上を華やかに盛り上げていた。

さらに彼女はMCで、最近「エコ」について考えていることを告白。自分用のタンブラーや箸を持ち歩いていると語り、ファンのリクエストに応えてMY箸袋を見せてくれる一幕も。また、6月に発売予定の「写真童話集」についても紹介。これは3冊のオリジナル童話とDVDをセットにした最新写真集で、DVDのナレーションを夏木マリが担当していることも明らかにされた。

そしてツアーの好評を受けて7月29日(日)、30日(月)の２日間、同じく東京国際フォーラムでの再追加公演が決定。これにより、前回のツアーを上回る計45公演11万人以上の動員が見込まれることとなる。再追加公演のチケット一般発売は6月23日から。