伊藤家総出演!しゃちほこ千由李ソロライブ「ここは世界で一番幸せな空間」

14

718

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 208 481
  • 29 シェア

チームしゃちほこが愛知・ElectricLadyLandにて現在開催している初のソロライブ企画「チームしゃちほこ 年末大感謝祭ソロライブ6days」の、4日目の公演が昨日12月17日に行われた。

「SEKAI NO CHIYURI~ちゆりとサンタのカーニバル~」の様子。(撮影:笹森健一)

「SEKAI NO CHIYURI~ちゆりとサンタのカーニバル~」の様子。(撮影:笹森健一)

大きなサイズで見る(全10件)

この日を担当するのは“ういろうイエロー”が担当カラーの伊藤千由李。「SEKAI NO CHIYURI~ちゆりとサンタのカーニバル~」と銘打ったこの公演の会場には「SEKAI NO CHIYURI」と書かれたポスターが貼り出され、フロアは「カピパラ」「アルパカ」「ピエロ」とそれぞれ名付けられた3ブロックに分けられた。

「SEKAI NO CHIYURI~ちゆりとサンタのカーニバル~」の様子。(撮影:笹森健一)

「SEKAI NO CHIYURI~ちゆりとサンタのカーニバル~」の様子。(撮影:笹森健一)[拡大]

開演までの間、スマイレージ「寒いね。」や℃-ute「会いたいロンリークリスマス」など、千由李がセレクトしたクリスマスソングが場内に流れる。開演時刻になると、ファンが黄色のペンライトを掲げて待ち構える会場にクリスマスカラーの電飾付きのマントを羽織った伊藤千由李が登場。彼女はSEKAI NO OWARI「スターライトパレード」のカバーでライブを開始した。

マントを脱ぎ捨て、黄色い花をデコレーションしたキュートな衣装に早着替えした千由李は「『SEKAI NO CHIYURI~ちゆりとサンタのカーニバル』へようこそ! 世界のちゆり、楽しんでいきましょー!」と開幕を宣言。2曲目の「恋人はスナイパー」では普段は秋本帆華が担当する冒頭のセリフを「見てー! 黄色に輝く千由李のクリパ! “セカチユ”よー!」とアレンジして叫び、サビではスティックから黄色い花を出すマジックを披露した。

アコースティックギター弾き語りで大原櫻子「サンキュー。」を披露する伊藤千由李。(撮影:笹森健一)

アコースティックギター弾き語りで大原櫻子「サンキュー。」を披露する伊藤千由李。(撮影:笹森健一)[拡大]

続いて届けられたのは、千由李が有安杏果(ももいろクローバーZ)、柏木ひなた(私立恵比寿中学)と組んでいる3人組ユニット・てんかすトリオの楽曲「Puzzle」。持ち前の歌唱力で3人分のパートを堂々と歌い上げ、拍手喝采を浴びた。MCを挟み、ステージに椅子とスタンドマイクがセットされると、「今日はちゆのソロライブだから、特別にみんなに聴いてほしい歌がある。JK(女子高生)の間に弾き語りしたいと思ってたんだ!」と明かし、高校1年生から始めたというアコースティックギターを弾きながら、大原櫻子「サンキュー。」をカバー。弾き語りを終えた彼女は「ちょっとしゃちほこの曲も練習したから、ワンフレーズ聴いて!」と「シャンプーハット」をアコギで披露。「いつか絵音くんとギターで共演できたらいいな!」と、「シャンプーハット」の作詞作曲を手掛けた川谷絵音(indigo la End、ゲスの極み乙女。)へラブコールを送った。

千由李は「まだまだそんなじゃサンタさん来てくれないよ! 普段サンタさんからみんなプレゼントもらえないと思うから、今日もっと盛り上げたらサンタさん、きっと来てくれるから!」と観客を煽り、ソロライブ開催にあたって与えられた課題曲「ラリラリホー」をパフォーマンス。グループでもまだ披露したことのない楽曲だったが、サポートスタッフの野村氏の活躍もありフロアは大盛り上がりとなった。

6曲目の「ザ・スターダストボウリング」はタイトルを「ザ・スターダストゴルフ」と変更し、得意のゴルフをテーマにした歌詞に替えて歌唱。「私、絶対レーンの前では泣きません!」という歌詞を「私、ステージの上では、泣いてないですー!」と自身のネタを盛り込んだり、ゴルフクラブを使ってサイン入りソフトボールを打ったりと、千由李にしかできないスペシャルバージョンで届けた。

伊藤千咲美からの手紙に瞳をうるませる伊藤千由李。(撮影:笹森健一)

伊藤千咲美からの手紙に瞳をうるませる伊藤千由李。(撮影:笹森健一)[拡大]

「乙女受験戦争」で千由李は「もっと声出さないとサンタが来ないよー! ちゆ推しはそんなもんじゃないだろー!」と観客を煽り、フロアからは盛大な「イエッサー!」というコールが沸き上がる。すると、ステージに突然サンタが登場。サンタは大きな袋からお菓子を取り出し、千由李と一緒にフロアにばらまいた。さらにステージの中央には大きなプレゼントボックスも出現。箱から伊藤の実姉・伊藤千咲美(GEM)が現れると客席から驚きの声が上がった。初の姉妹共演となる2人はGEM「Baby, Love me!」を披露。千咲美は「しゃちの現場は本当に温かいね!」と感激した様子で話し、千由李は「しゃちのファンには、GEM推しの方もいるし、私たち2人のことを応援してくれている人や、なんでか伊藤家を推してくれてる人もいるんだよ!」と「伊藤家推し」の存在がいることを姉に報告。またステージに登場したサンタが2人の実父であることも明かしつつ、「あれは、よっしー(伊藤父のあだ名)じゃなくて、サンタです!」と設定にこだわりを見せた。その後は、千咲美が千由李への手紙を朗読する場面も。千由李はなんとか涙をこらえながら「泣いてないですう」と自身の名言を口にした。

浅野尚志のピアノ伴奏で「Sweet Memories」を歌う伊藤千由李と伊藤千咲美。(撮影:笹森健一)

浅野尚志のピアノ伴奏で「Sweet Memories」を歌う伊藤千由李と伊藤千咲美。(撮影:笹森健一)[拡大]

この日最後に披露された「Sweet Memories」には、浅野尚志がピアノ伴奏で参加。浅野は自身が作詞作曲を手掛けた楽曲をトナカイに扮して伴奏し、それに合わせて伊藤姉妹が歌唱する。客席には黄色いバルーンが降り注ぎ、ハッピーな空間が演出された。

伊藤千由李と伊藤千咲美。(撮影:笹森健一)

伊藤千由李と伊藤千咲美。(撮影:笹森健一)[拡大]

演目をすべて終えた千由李は「皆さん、楽しんでいただけましたか? ちゆはこの日を考えてずっとドキドキしてた。でも楽しみで楽しみで仕方なかった! だから、いい日になって、本当楽しかったです! みんなマイク向けるとすぐ歌ってくれるし、安心してできました。ここは世界で一番幸せな空間です!」と大きな声で語る。そしてこの場を離れたくないという思いから独断でスマイレージ(現:アンジュルム)「スキちゃん」をアカペラでカバー。曲の途中で千咲美をステージに呼び戻し、再び姉妹の歌声が会場に届けられる。フロアからは「千由李がスキちゃん!」「千咲美がスキちゃん!」とコールが発生。千由李はお決まりの「ちーゆー!」という挨拶をしてステージを去った。

この日の影ナレは伊藤姉妹の母親が担当。「本日は千由李の、伊藤家のライブにお越しいただきまして、ありがとうございました。ママもスキちゃんです!」というアナウンスをもって、伊藤家総出となった千由李のソロライブは幕を閉じた。

本日12月18日に大黒柚姫のソロライブ「お願い!大黒様が止まらない2015~私達に幸をください▽THE FINAL~」(▽はハートマーク)が同所で開催され、年内のソロライブシリーズが終了。休養中の安藤ゆずのソロライブは日程を改めて後日開催される。

この記事の画像(全10件)

チームしゃちほこ 年末大感謝祭ソロライブ6days「SEKAI NO CHIYURI~ちゆりとサンタのカーニバル~」
2015年12月17日 ElectricLadyLand 伊藤千由李ソロライブセットリスト

01. スターライトパレード(SEKAI NO OWARIカバー)
02. 恋人はスナイパー
03. Puzzle(てんかすトリオカバー)
04. サンキュー。(大原櫻子カバー)
05. ラリラリホー
06. ザ・スターダストゴルフ(ザ・スターダストボウリング伊藤Ver.)
07. 乙女受験戦争
08. Baby, Love me! / with 伊藤千咲美(GEMカバー)
09. Sweet Memories / with 伊藤千咲美

全文を表示

読者の反応

Tomo 🦭 @Rolling__Stones

>「シャンプーハット」をアコギで披露。「いつか絵音くんとギターで共演できたらいいな!」と、「シャンプーハット」の作詞作曲を手掛けた川谷絵音へラブコールを送った。

しゃちほこ千由李ソロライブ
「ここは世界で一番幸せな空間」
https://t.co/hchTd4WvCO

コメントを読む(14件)

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの音楽ナタリー編集部が作成・配信しています。 TEAM SHACHI / GEM の最新情報はリンク先をご覧ください。

音楽ナタリーでは国内アーティストを中心とした最新音楽ニュースを毎日配信!メジャーからインディーズまでリリース情報、ライブレポート、番組情報、コラムなど幅広い情報をお届けします。