LoVendoЯ、全国ツアー最終公演で大人になった姿見せる

LoVendoЯが10月22日に東京・LIQUIDROOMにて全国ツアー「LoVendoЯ LIVE TOUR 2015 MAJOЯ！」の最終公演を実施した。

この日のライブはメジャーデビューシングルの表題曲「いいんじゃない？」からスタート。続く「渚のシチュエーション」では田中れいな（Vo）と岡田万里奈（Vo）が息を合わせた振り付けや掛け合いを披露し、会場のテンションを一気に引き上げていく。またアコースティックセットに切り替えて「不器用」をパフォーマンスするなど、彼女たちは多彩な演出で楽曲を届けていった。

ライブ中盤「『相思相愛』、いっくよー！」という田中の掛け声からソロコーナーへ。田中は手拍子やかけ声を求めて観客を煽り、「相思相愛」と工藤静香「ブルーベルベット」のカバーを歌い上げる。続いて岡田のソロコーナーでは「洗脳」と真島昌利「アンダルシアに憧れて」のカバーが披露され、オーディエンスを熱狂させた。

またこの日のライブでは魚住有希（G）が作曲を担当し、田中がLoVendoЯでは初めて作詞を手がけた新曲「乙女の諸事情」が披露された。演奏前、田中はこの曲について「女の子の裏部分がめっちゃ書かれた曲」と説明。オーディエンスは初めて聴く曲にも関わらず声を揃えてステージ上に声援を送っていた。新曲が披露され会場のテンションが最高潮を迎える中、ライブはクライマックスへ。最後に彼女たちは「普通の私 ガンバレ！」で会場中に盛大なシンガロング響かせ、ライブ本編を締めくくった。

アンコールに入るとスペシャルゲストとして高橋愛がステージ上に登場。この日のライブを見守っていた高橋は「モーニング娘。時代のれいなってこうじゃなかったの。グループを引っ張っていく姿がカッコよくて、れいな大人になったじゃん！」と田中を称えた。さらに高橋は田中以外の3人にも「みんなも成長した！ 今日のライブは“田中れいな with”じゃなかった」と声を掛け、グループのパフォーマンスに太鼓判を押した。高橋がステージを去ったあと、田中はツアー完走を喜びつつも「今のれいなはまだまだダメで。もっと上を目指したい」と語り、今後の活動への意気込みをファンに明かした。

MCがひと段落するとLoVendoЯは、宮澤茉凜（G）が作曲し、田中が作詞を担当した新曲「YELL～あなたに贈る～」をオーディエンスにプレゼント。その後、ライブがダブルアンコールに突入すると最後に「人生マニアック」を披露し、大盛況の中、全国ツアー「LoVendoЯ LIVE TOUR 2015 MAJOЯ！」の幕を閉じた。