人間椅子の和嶋慎治、こだわり自作エフェクターの制作方法を大公開

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人間椅子の和嶋慎治(G, Vo)が企画段階から1年以上にわたって監修した、自作エフェクターのムック本「和嶋慎治 自作エフェクターの書『歪』」が10月26日にシンコーミュージックより発売される。

人間椅子とは?

和嶋慎治(G, Vo)、鈴木研一(B, Vo)、ナカジマノブ(Dr, Vo)による3ピースバンド。1989年に出演したTBSテレビ系「平成名物TV イカすバンド天国」で高い評価を獲得し、1990年7月にメルダックより「人間失格」でメジャーデビューを果たす。その後インディーズでの活動や、ドラマーの交代などを経ながらも、コンスタントにライブやリリースを重ねていく。Black Sabbath風のハードロックと地元・青森の津軽民謡を掛け合わせた独自のサウンドや、江戸川乱歩などに影響を受けた文学的な歌詞、確かなテクニックに裏打ちされたライブパフォーマンスで、音楽ファンの厚い支持を集め続けている。2012年、ももいろクローバーZのシングル「サラバ、愛しき悲しみたちよ」に収録された「黒い週末」に和嶋がギターで参加したことが話題に。2013年にはオジー・オズボーンのオーガナイズにより千葉・幕張メッセで開催されたロックフェス「OZZFEST JAPAN 2013」に出演し、そこでのパフォーマンスが大きな評判を呼ぶ。2015年1月に約23年ぶりとなる東京・渋谷公会堂でのワンマンライブを成功させた。2018年にはBSジャパンの連続ドラマ「三島由紀夫 命売ります」に主題歌として「命売ります」を提供。2019年6月に30周年記念アルバム「新青年」、12月にベストアルバム「人間椅子名作選 三十周年記念ベスト盤」をリリースした。

「和嶋慎治 自作エフェクターの書『歪』」表紙

「和嶋慎治 自作エフェクターの書『歪』」表紙

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この本では「Wajimachine」と名付けられた和嶋の自作エフェクターシリーズの中から、歪み系モデルを中心に10機種をピックアップ。自身のギターサウンドの根幹となっているエフェクターの、回路図、基板パターン、パーツリスト、制作方法が公開されている。

和嶋をサポートしたのはエフェクターブランド「Chocolate Electronics」を主宰する堀野哲朗氏。和嶋と入念な打ち合わせを繰り返し、エフェクター回路のプロとして本書のためのニューモデルの制作に尽力した。

なお本書には、掲載される全10モデルのうち5モデルのプリント基板を付属。電子工作の初心者でも自作エフェクターの世界に入門しやすい仕様になっている。

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