人間椅子のアルバムリリースは、2023年9月発表の「色即是空」以来で2年2カ月ぶり。「まほろば」の収録内容やジャケットアートワークは後日公開される。和嶋慎治(G, Vo)は本作のコンセプトについて、「人間椅子の音楽は、暗さ、重さを身上とするものですが、このような時代だからこそ、その中に一片の明るさ、可能性、未来への期待を込めたいと、今アルバムでは考えます。よってアルバムタイトルを、理想郷を表す『まほろば』にした次第です。数々の作品の題名になっている言葉ではありますが、人間椅子は日本語にこだわっているバンドです。日本の文化への尊敬、感謝、また存続を切望する意味でも、いにしえの日本語『まほろば』を、あえてタイトルとさせていただきました。今アルバムが、皆さまの何らかの慰めになれば幸いです」と語っている。
またアルバムのリリースツアーの開催も決定。ツアーは11月24日に和嶋と鈴木研一(B, Vo)の地元・青森にあるKEEP THE BEATでスタートし、12月17日に東京・Zepp Haneda(TOKYO)でファイナルを迎える。チケット情報は追ってアナウンスされる。
和嶋慎治(G, Vo)による「まほろば」コンセプト説明
まほろば──「素晴らしい場所」「住みやすい場所」という意味の日本の古語。楽園。理想郷。古事記にも出てくる言葉──。
世界は大きな転換期にある。そのことは、アルバム「苦楽」「色即是空」のコンセプトにおいても、述べたかと思います。そうして実際に、時代はますますきな臭く、不穏な空気が漂い出しています。具体的な我々の生活にしても、なかなか良くなる兆しはありません。我々は、ひいては世界は、どこに向かおうとしているのでしょうか。
こうした時代にあって、アーティストは何をするべきなのでしょう。かつてのカウンターカルチャーの担い手たちの一部は、政治的発言を声高にしていました。しかしながら現今、ことに日本においては、いたずらに分断、対立を生むだけのように思えます。さりげなく警鐘を鳴らす? 確かにひとつのやり方には違いありません。ですが、その作品に触れることによってただ憂鬱な気持ちになってしまうのでは、元も子もありません。
人間は、明日を見なくては生きていけません。有り体にいうと、夢や希望です。素晴らしい世界がいつかきっと到来する、そう思わないでは生きていけないのが、ごく自然な人間の姿だと思います。
人間椅子の音楽は、暗さ、重さを身上とするものですが、このような時代だからこそ、その中に一片の明るさ、可能性、未来への期待を込めたいと、今アルバムでは考えます。よってアルバムタイトルを、理想郷を表す「まほろば」にした次第です。数々の作品の題名になっている言葉ではありますが、人間椅子は日本語にこだわっているバンドです。日本の文化への尊敬、感謝、また存続を切望する意味でも、いにしえの日本語「まほろば」を、あえてタイトルとさせていただきました。
今アルバムが、皆さまの何らかの慰めになれば幸いです。
人間椅子「アルバム発売記念ワンマンツアー(仮)」
2025年11月24日(月・祝)青森県 KEEP THE BEAT
2025年11月27日(木)北海道 札幌PENNY LANE24
2025年11月29日(土)青森県 青森Quarter
2025年12月1日(月)宮城県 Rensa
2025年12月4日(木)大阪府 BIGCAT
2025年12月8日(月)福岡県 DRUM Be-1
2025年12月10日(水)愛知県 ElectricLadyLand
2025年12月13日(土)香川県 高松オリーブホール
2025年12月17日(水)東京都 Zepp Haneda(TOKYO)
関連人物
中村慎太郎 @yurayuracrazym1
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