非常階段コラボアルバム第3弾で大友良英と怒涛のセッション

2015年9月16日 22:04 89 3 音楽ナタリー編集部

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非常階段×大友良英のコラボアルバム「Noise Join Inn」が本日9月16日にリリースされた。

大友良英とは？

1959年、神奈川県生まれ福島県育ちの音楽家。主な演奏楽器はギターとターンテーブル。1990年にGROUND-ZEROを結成後、国内外で作品のリリースやライブを行う。GROUND ZERO解散後はフリージャズやノイズミュージックのフィールドで活動を続ける傍ら、DATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDENなどさまざまな音楽プロジェクトへ参加する。劇伴制作にも定評があり、「アイデン＆ティティ」（2003年）、「色即ぜねれいしょん」（2009年）といった映画、「クライマーズ・ハイ」（2005年）や「その街のこども」（2010年）、「とんび」（2012年）といったヒットドラマで手腕を振るう。さらに現代美術やメディアアートの分野でも評価が高く、音響機器を利用した展示作品「without records」「ensembles」などの展示を国内外で開催している。2011年には東日本大震災を受けて、自身が10代を過ごした福島県で「プロジェクト FUKUSHIMA!」を展開。野外音楽イベント「フェスティバル FUKUSHIMA!」の開催をはじめとした一連の活動が評価され、2012年度の「芸術選奨文部科学大臣賞芸術振興部門」を受賞し話題を集めた。2013年には、連続テレビ小説「あまちゃん」の音楽を担当。ドラマのヒットと共にその劇伴にも注目が集まり、サントラや劇中歌などが次々とCD化された。また「あまちゃん」のオープニングテーマと劇中歌である「潮騒のメモリー」の2曲で「第55回輝く！日本レコード大賞」の作曲賞をSachiko Mとともに受賞。「第64回NHK紅白歌合戦」にも出演した。2014年にはアジア各地の音楽家の交流プロジェクト「ENSEMBLES ASIA」を国際交流基金と共に立ち上げる。2017年に、札幌国際芸術祭の芸術監督に就任。2019年にはNHK大河ドラマ「いだてん」の音楽を担当し、福島を代表する夏祭り「福島わらじまつり」改革のディレクターも務めている。

非常階段

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非常階段×大友良英「Noise Join Inn」
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非常階段×ゆるめるモ！のスタジオアルバム「私をノイズに連れてって」およびライブDVD「私をノイズに連れてってLIVE!」に続く、「非常階段×」シリーズの第3弾となる今作。非常階段と大友によるセッションのほか、非常階段の各メンバーと大友のデュオによる楽曲も収められる。またブックレットには非常階段のJOJO広重による解説のほか、レコーディングの様子を収めた写真が掲載される。

このアルバムの発売を記念し、10月13日に東京・dues新宿で非常階段のミニライブが開催されることが決定した。このイベントには、diskunionの対象店舗で「Noise Join Inn」を購入した人に先着で配布される参加券で入場できる。イベントの出演者は後日発表となる。

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非常階段×大友良英「Noise Join Inn」収録曲

01. Freaky Roll / 非常階段
02. Starring Yoshihide Otomo / 非常階段×大友良英
03. Moon Rain / JOJO広重×大友良英
04. Noise to Noise / T.美川×大友良英
05. Fire Bell Crying / JUNKO×大友良英
06. Inventions For Drums And Noise / 岡野太×大友良英
07. Five Up / 非常階段×大友良英
08. The Other Side / 非常階段
09. Another Friendship / JOJO広重×大友良英（ボーナストラック）