ユニコーン“働く8人のオッサン”を描いた映画の音楽を担当
2009年4月28日 12:25 1
映画「南極料理人」は実話を元にした物語。昭和基地からもはるか遠くに離れた南極ドーム「ふじ基地」で日々研究に励む南極越冬隊員と、単身赴任でやってきた料理人、西村(堺雅人)の奮闘する姿を描いたハートウォーミングコメディだ。
主題歌となる「サラウンド」は、ユニコーンの最新アルバム「シャンブル」に収録されたナンバー。さらに阿部義晴(Key)は劇中音楽も手がけることになった。
映画の撮影準備中にユニコーン再結成の話題を聞きつけたというプロデューサー、西ヶ谷寿一は「“勤労”“サラリーマンの悲哀”“遊び心を忘れないオヤジたち”“団結と再会”という映画のテーマとピッタリだと思い、中でもサウンドの広がりから、「サラウンド」を是非主題歌にしたい、とお願いしました」と今回の起用について説明。また、沖田修一監督も「『働く8人のオッサン』という映画をつくって、これ以上ぴったりなバンドはないと思いました」と語っている。
テアトル新宿では現在、オリジナルピンズ付き特別鑑賞券を発売中。
■阿部義晴 コメント
私は作曲を作る時、映像を思い浮かべながら作業をする事が多いんです。イメージが、「音」より先に「絵」なんですね。ですから今回、映画音楽に関われる事、非常に楽しみにしています。ちなみに私は雪国生まれ。冬は吹雪の中しもやけで真っ赤になった足で、学校へ登校していました。ペンギンは居ませんでした(笑)。
■沖田修一監督 コメント
「働く8人のオッサン」という映画をつくって、これ以上ぴったりなバンドはないと思いました。「サラウンド」は、ある程度歳をとった主人公が、身近にいる人から遠い未来を見渡す感じがあって、主人公のラストシーンの心境にぴったりだと思いました。
■西ヶ谷寿一プロデューサー コメント
映画の撮影準備中に、再結成の情報を聞き、“勤労”“サラリーマンの悲哀”“遊び心を忘れないオヤジたち”“団結と再会”という映画のテーマとピッタリだと思い、中でもサウンドの広がりから、「サラウンド」を是非主題歌にしたい、とお願いしました。音楽の阿部さんには、きっとつらい労働も明るく楽しい楽曲で吹き飛ばすようなサウンドを届けてくれるのではないか、との思いがあってのことでした。
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音楽ナタリー @natalie_mu
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