Q'ulleがアジアツアーなど重大発表続々、「第二の挑戦」はDiverCityワンマン

Q'ulleが全国ツアー「Q'ulle 1st album『Q' & A ～Q'ulle and Answer～』＆全国6都市ツアー『君の答えは…？』」のファイナルとして、7月26日に東京・WWWでワンマンライブを行った。この公演は「Road to 日本武道館『第一の挑戦』」としてチケットのソールドアウトを目標としていたが、チケットは発売後すぐに完売。当日は多くのファンが会場に詰め掛けた。

ライブが始まると、エモーショナルなロックナンバー「Deep Drive」で序盤から会場はヘッドバンギングの嵐に。続く「MONSTER」ではゆずきが「東京のモンスター見せてみろよ！」とファンを煽り、会場のボルテージを上げていく。ライブ中盤には「We are Q'ulle！」というコールが響く中、Q'ulleが新衣装で登場。彼女たちは結成当時からの夢だったというアパレルブランド「CHOMEL SINGA」（チョメル・シンガ）を立ち上げたことを発表し、実際に販売するワンピースやパーカーを着ながら初披露のバラード「HOPE」を歌唱した。

終盤戦は「Do Say」「HEARTBEAT」などのポップチューンを披露。本編ラストにコール＆レスポンスが沸き起こる「P」をパフォーマンスし、客席でタオルが舞う中ライブは終了した。アンコールでは、「Road to 日本武道館『第一の挑戦』」としてWWW公演完売という公約を果たしたことで12月29日に東京・TSUTAYA O-EASTでのワンマンライブ「Q'ulle First Story ～以心伝心～」が決定したことと、2016年に中国・上海でライブが決定したことを発表。まなこが「O-EASTに立つ姿がまだ想像できないけど、やるからにはソールドアウトさせたい」と目標を語ってから、彼女たちはファンへの感謝の気持ちを込めて「F(i)ve」を歌った。

続けて彼女たちは新曲「UNREAL」を披露し、この曲がマンガ「リアルアカウント」の公式テーマソングにが決定したことも発表。ダブルアンコールでは、いとくとら（いくら）が「1年前の今日からたくさんの決断をして、悩んだり不安な気持ちを抱いたりしました」と胸中を明かし、ツアー名である「君の答えは…？」という問いへの答えとして「私はQ'ulleでよかったなと思いました」と語った。

その後スクリーンにて、まだメンバーに伝えられていなかった最後の告知が明かされた。ここで発表されたのは、先にアナウンスされた上海公演に加えて東名阪や韓国、台湾、シンガポールを回る初のアジアツアーが2016年に行われること。これを聞いたいとくとら（いくら）は「マレーシアに住んでいる母親をシンガポール公演に呼びたい」とうれしそうに話していた。また「Road To 日本武道館『第二の挑戦』」として、12月29日のTSUTAYA O-EAST公演がソールドアウトすることを条件に、2016年秋にアジアツアーのファイナルが東京・Zepp DiverCity TOKYOでのワンマンライブになることも発表された。