次回「関ジャム」にエビ中＆ELT登場、笑顔あふれた収録現場をレポート

7月5日（日）にテレビ朝日系で放送される関ジャニ∞の音楽番組「関ジャム 完全燃SHOW」に、私立恵比寿中学とEvery Little Thingがゲスト出演。音楽ナタリーでは、この放送回の収録の模様をレポートする。

この日の収録は関ジャニの丸山隆平、安田章大とエビ中とのコラボパフォーマンスの撮影からスタートした。エビ中の楽曲「放課後ゲタ箱ロッケンロールMX」を披露する10人は、立ち位置の確認をしながら真剣な表情でリハーサルを行う。丸山と安田は特に念入りで、スタンバイ中もリハーサルのVTRを観ながら振付を反復練習していた。一方で、丸山が曲中に登場する「カモーン！」を突如真似して叫び、周囲を笑わせる場面も。エビ中のスタッフが「みんな負けるな！」とエビ中メンバーに発破をかけると安本彩花が丸山に向けて「キャモーン！」と応戦し、現場にはさらなる笑いが起こった。また、VTRをチェックしていた安田はエビ中の全力のパフォーマンスに「プロフェッショナルやなあ」と感嘆し、近くにいた星名美怜に「ライブってどれくらいの長さでやってるの？」と問いかける。星名が「2時間半くらいです」と答えると、安田は「ずっとこのテンションでしょ？ すごいですよね」とつぶやいていた。そして10人は円陣を組んで本番を迎える。真山りかの音頭で気合いを入れると丸山は「これ（円陣）やると緊張する！」と思わず漏らしたが、10人はそれぞれエネルギッシュに舞台を駆け巡り、本番は1発OKに。丸山、安田とエビ中のメンバーはハイタッチで喜びを分かち合っていた。

続いて行われたのはEvery Little Thingとの「fragile」のセッションの収録。こちらのセッションには関ジャニから渋谷すばる（Vo）、丸山（B）、村上信五（Key）、横山裕（Per）が参加し、コーラスとしてクリス・ハートもメンバーに加わった。丸山、村上、横山はそれぞれサウンドチェックや自身のパートの練習を行い、渋谷は発声練習をして喉を温める。持田香織（Vo）がスタジオ入りして撮影の準備が整うと、それまで静かにギターと向き合っていた伊藤一朗（G）が突然「緊張するなあ！」と大きな声で一言。伊藤の表情とは裏腹に、スタジオは一気に和やかなムードに包まれた。数度のカメラリハーサルを経て迎えた本番では、バンドの息の合った演奏に持田と渋谷の柔らかな歌声が乗り、スタジオの空気はぐんぐんと熱を帯びていく。テイク1を終えると渋谷は「こっちはすごいよかったです！」と演奏陣の思いをスタッフに伝え、こちらのセッションも1発OKとなった。

最後に撮影が行われたトークパートでは村上、安田、丸山の進行のもと、エビ中とELTのさまざまな魅力が引き出されていく。エビ中のコーナーにはエビ中の“校長”こと藤井マネージャーが登場してグループを紹介。カメラの前に立つ校長にメンバーは「がんばれー！」と声援を送り、真山は「不思議な感じがする！」、松野莉奈は「エビ中ファンより校長ファンが増えちゃったらどうしよう」とそれぞれに思いを口にした。またELTのパートでは持田家に伝わる独特の慣習や、バラエティ番組では観ることのできない伊藤の見事なギターテクニックなどにスポットが当てられる。自身の得意とするギター奏法を披露した伊藤は「すごい、俺テレビ番組でギター弾いてる！」と瞳を輝かせていた。また収録中には、村上がエビ中メンバーに「（カメラに）抜かれるのは誰や！ 個性出していこう！」と声をかけて8人のコメントを引き出したり、丸山が「ここを読むんやで」とエビ中のコメントを優しくフォローする場面も。笑いの絶えぬままトークパートの収録も終わり、出演メンバーは笑顔で挨拶を交わした。