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MAGIC OF LiFE“物語”見せた改名後初ワンマン

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「MAGIC OF LiFE LIVE TOUR 2015」東京・LIQUIDROOMの様子。(Photo by Yusuke Satou)

「MAGIC OF LiFE LIVE TOUR 2015」東京・LIQUIDROOMの様子。(Photo by Yusuke Satou)

MAGIC OF LiFEがワンマンツアー「MAGIC OF LiFE LIVE TOUR 2015」の最終公演を、6月13日に東京・LIQUIDROOMにて開催した。

昨年10月に「DIRTY OLD MEN」から「MAGIC OF LiFE」へと改名した彼ら。今回はMAGIC OF LiFEとして回る初のツアーとなった。ライブは「balletto」で幕開け。高津戸信幸(Vo, G)は曲前や間奏に力強い語りでファンにメッセージを送りながら、熱のこもった演奏を見せる。4人は、渡辺雄司(B)の華麗なスラップの光る「Joker's hourglass」、テレビアニメ「弱虫ペダル」第2クールのオープニングテーマに採用され人気を博した「弱虫な炎」など序盤から疾走感あふれる楽曲を連投し、観客をヒートアップさせた。

ライブはその後も最新アルバム「Storyteller」の楽曲を中心としたセットリストで展開。「Storyteller」は1曲ずつに物語性を持たせたアルバムで、同作の収録曲の前には高津戸が、臨場感あふれる描写で物語のあらすじを説明し観客を引き込んでいく。中盤には“電車に揺られている男女の心を描いた”という「月に揺られて」や、高津戸の弾き語りから始まる「りんご飴」といったスローナンバーで熱気に満ちた場内の温度をクールダウンさせる。続く「First morning」では渡辺と岡田翔太朗(Dr)のリズム隊がこれまでよりも一層パワフルに演奏を支え、高津戸は感情を吐き出すように前のめりに歌唱。ファンは4人の演奏にじっと聴き入った。

MCでは山下拓実(G)によるクイズコーナーも。問題を出し切る前にファンに正解を言われてしまうという結末に山下は肩を落としながらも、メンバーは観客とフランクにコミュニケーションを楽しんだ。また高津戸は「こうやって歌えてることが本当にうれしいです」「出会ってくれてありがとうございます」と笑顔を見せた。

そして本編ラストを飾ったのは、アルバム「Storyteller」でも最後に収録されている「storyteller」。高津戸は噛みしめるように、ゆっくりと歌い始める。バンドは高津戸の歌声を乗せ、渾身のプレイで本編を締めくくった。

アンコールで再びステージに登場した4人は、高津戸が10代の頃に作ったという「blue"D"」をドロップ。観客は曲が始まると手のひらをステージに向けて掲げる。メンバーはそれを見てうれしそうな表情を浮かべ、温かいムードが場内に漂う中、バンドは改名後初のツアーの幕を閉じた。

なお彼らはステージ上で、10月に対バンツアー「Don't Stop Music ~ 一周年の攻撃呪文 ~」を行うこと、ニューシングル(タイトル未定)が配信リリースされる予定であることを発表した。ローソンチケットでは7月2日まで対バンツアーのチケットの先行予約を受付中。

MAGIC OF LiFE「MAGIC OF LiFE LIVE TOUR 2015」
2015年6月13日 LIQUIDROOM セットリスト

01. balletto
02. メリーゴーランド
03. Joker's hourglass
04. 弱虫な炎
05. 栄光への一秒
06. 変えるのうた
07. Concrete Earth
08. Zombie(s)
09. ブリキ
10. 月に揺られて
11. りんご飴
12. First morning
13. 箒星の余韻
14. ソラヘノ欠片
15. elif
16. ジェットモンスター
17. 呼吸
18. 夜空のBGM
19. リリム
20. storyteller
<アンコール>
21. blue"D"

MAGIC OF LiFE「Don't Stop Music ~ 一周年の攻撃呪文 ~」

2015年10月13日(火)大阪府 Music Club JANUS
2015年10月14日(水)愛知県 ell.FITS ALL
2015年10月20日(火)東京都 赤坂BLITZ

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