第8期cali≠gari初ツアー、赤坂BLITZから華々しくスタート

cali≠gariの全国ツアー「セックスと嘘とライヴハウス」が、5月8日の東京・赤坂BLITZよりスタートした。

「セックスと嘘とライヴハウス」は第8期cali≠gariにとって初めてのツアーで、追加公演として発表された7月5日の東京・ステラボール公演を含め9公演が行われる。初日にはサポートドラマーの中西祐二のほか、サックス担当でyukarie、キーボード担当で秦野猛行が参加し、強靭なアンサンブルでcali≠gariの艶美な楽曲を引き立てた。

セットリストの中心となるのはもちろん3月にリリースされた最新アルバム「12」の収録曲だが、懐かしいナンバーも随所に挟み込まれ、イントロが鳴るや否やフロアから悲鳴のような歓声が上がる瞬間も。ハイボルテージなパフォーマンスが披露され、サポート陣のダイナミックな演奏をバックに石井秀仁（Vo）、桜井青（G）、村井研次郎（B）は艶かしい動きやシャウトでフロアを煽りまくる。MCでは三者三様のキャラクターを全開にさせ、村井は「桜井青、昨日一睡もしてないぜ！ 石井秀仁も寝てないぜー！」と叫んだかと思えば、独創的な衣装に身を包んだ石井に「いかんとも説明しがたい格好してるね」とツッコむ。また桜井が「ウチのツアー高いわよね。地方は安くするべきよね？ そうすればみんな遠征できるでしょ？」と言えば、石井は「そうすると俺が行けないの。このcali≠gariが観たいでしょ？」と反論する。さらに桜井は「セックス」のコール＆レスポンスをフロアを巻き込んで盛大に繰り広げるなど、おなじみの自由奔放かつ刺激的なトークで観客を喜ばせた。

ダブルアンコールが終わり、ステージを去る際に桜井は「『セックスと嘘とライブハウス』ツアー、始まりで始まりで始まりで始まりで……最後は7月5日、品川ステラボールです」と追加公演「セックスと嘘とステラボール」の開催を告知した。