TPD、成長見せつけたZeppツアー完走「大きな幸せが生まれました」

東京パフォーマンスドールが昨日5月6日、東京・Zepp DiverCity TOKYOにて全国ツアー「東京パフォーマンスドール ZEPP TOUR 2015春 ～DANCE SUMMIT “1×0”ver3.0～」のファイナル公演を開催した。

4月24日の愛知・Zepp Nambaを皮切りにスタートした、TPD2度目となるZeppツアー。各地でさらに成長した姿を見せつけてきた9人は、満を持してツアーファイナルの地・Zepp DiverCity TOKYOに乗り込んだ。オープニングでは9体のドールに音楽の力が宿り、命が吹き込まれるという演出が施され、そこから「NINE STARS」のパフォーマンスが繰り広げられる。そのまま9人は「BE BORN」「BRAND NEW STORY」をフロアに届け、ノンストップで行われる“ダンスサミット”をスタートさせた。

ライブ中盤では9人それぞれをフィーチャーしたユニットパートへと突入。その中ではツアーで初披露された高嶋菜七メインの「In the Arm Of Night」、浜崎香帆メインの「予感」、飯田桜子メインの「ひらき直りも芸のうち」、上西星来メインの「異国」が歌われ、メンバーそれぞれの個性が打ち出される。またユニットパート明けには、オリジナルの新曲「MY UNIVERSE」も届けられ、ダンスサミットはファンの熱気に押されるようにラストへ向けてさらに加速していく。

終盤、2ndシングル曲「DREAM TRIGGER」が披露された直後、ステージ上にこれまでのメンバーの活動がスライドショーで映し出される。「夢は何ですか？」と問い掛けられたメンバーたちは「今、私たちはみんなの夢の中にいる。すべてを現実にするために。この世界では想像することはすべて起こる。私たちとみんなの夢は、今、ここから始まる」と述べ、6月10日にリリースされる新曲「DREAMIN'」を高らかに歌い上げてライブ本編を終えた。

アンコールを受けて「WE ARE TPD!!」で再登場した9人は「WAKE ME UP!!」「WEEKEND PARADICE」でオーディエンスとの一体感を高める。歌唱後のMCではツアーの感想がそれぞれのメンバーから語られた。その中で高嶋は「私はファンの皆さんから握手会やサイン会で『TPDのライブを観るとめっちゃ元気が出る！』って言ってもらえることがうれしくて。皆さんが笑顔なら私たちも笑顔になれます。笑顔と笑顔の連鎖が起こってひとつの大きな幸せが生まれると思ってて、今日その大きな幸せが生まれました。それはスタッフさんや家族、友人、ファンの皆さんがいてくれるから生まれるものです。これからも感謝の気持ちを忘れず、目標を高く持ってTPDはがんばっていきたいと思います！」と感謝の言葉を述べ、ラストナンバー「The Perfect Day」を笑顔のまま全員で歌唱してツアーファイナルを締めくくった。

なおTPDは5月13日、同会場にて「東京パフォーマンスドール ZEPP TOUR 2015春 ～DANCE SUMMIT“Best of 1×0 FINAL”～」と銘打った「1×0」シリーズのファイナル公演を開催する。