アウトサイダー昭和歌謡コンピ「夜の番外地」でマリアンヌ東雲が仁義切る

「夜の番外地」と題した歌謡曲コンピシリーズが本日4月22日に2タイトル同時発売。このうち「夜の番外地 東京ホステス仁義 混血児リカ アウトサイダー歌謡」にキノコホテルの支配人・マリアンヌ東雲が“声の出演”として参加している。

このコンピシリーズは、日本の音楽史の裏街道で埋もれたアウトサイダーたちの名曲の数々を採掘するというコンセプトの作品。東映映画「女番長」シリーズで知られる杉本美樹や、カルメン・マキ、金井克子、安藤昇、オックスの真木ひでと、フラワー・トラベリン・バンドなどの楽曲が収められる。橋本淳＆筒美京平コンビによる、梵天太郎原作マンガの実写映画「混血児リカ」の挿入歌「リカ・マイガール」といったレアなシングル曲や、伊集加代がコーラスで参加した伊集院幸希の新曲「みなしごの街」も収められ、和モノファンにとって要注目の内容になっている。

なお同時発売の「夜の番外地 愚連隊仁義 心中日本 アウトサイダー歌謡」には、萩原健一＆水谷豊による「兄貴のブギ」やCOOLS R.C.の「紫のハイウェイ」、岩城滉一「スリリング」、根津甚八「狼になりたい」、キノコホテルのKemeによる「7分間のキス」、原田芳雄「舌切り雀」、長谷川きよし「心中日本」などを収録。こちらは“声の出演”として活弁士・坂本頼光が参加している。

なお「夜の番外地 愚連隊仁義 心中日本 アウトサイダー歌謡」に収録される安田明とビート・フォークのファンク歌謡「人間廃業四〇七号デモ」と、「夜の番外地 東京ホステス仁義 混血児リカ アウトサイダー歌謡」に収められる伊集院幸希 feat. 安田明・伊集加代・山田洋子「みなしごの街」は、2曲あわせて後日7inchアナログで発売されることが決定している。