傷だらけのバカメタルゴッド“THE 冠”、メジャーに降臨

元So What?の冠徹弥（Vo）によるソロプロジェクト、THE 冠（かんむり）がメジャー移籍第1弾アルバム「傷だらけのヘビーメタル」を3月18日にリリースする。

THE 冠は、2003年のSo What?解散後に活動開始。ストレートな王道メタルサウンドと、冠徹弥ならではのおバカな歌詞が魅力で、2005年3月にはミニアルバム「冠祭」をインディーズからリリースしている。また、冠徹弥はTHE 冠以外にも劇団☆新感線の舞台「メタルマクベス」への出演や、映画「デトロイトメタルシティ」のサウンドトラックへの参加など、幅広い活動を展開している。

前作から4年ぶり、初のフルアルバムとなる本作には冠徹弥の魅力が凝縮された爆笑メタルチューンが満載。30代半ばを過ぎてもヘビメタバンドで成功することを夢見る男を歌った「傷だらけのヘビーメタル」や、キャバクラで空気を読まずにJUDAS PRIESTの「ペインキラー」を歌う「俺なりのペインキラー」、某アーティストの名曲「MONEY」の主人公の“その後”を勝手に妄想した「その後のマネー」、アメリカの政治に怒るSLIPKNOTに習い日本の自民党政治に一石を投じる「民よ」など、爆笑＆感涙のナンバーを楽しむことができる。

また、「The カカーン」ではゲストとして港カヲル（グループ魂）をフィーチャー。歌謡曲調にアレンジされた「傷だらけのヘビーメタル ～女編～」では、ヘビメタにとりつかれた男に惚れてしまった悲しい女の物語を、高田聖子（劇団☆新感線）がエモーショナルな歌声で表現している。

この他、K-A-Z（DETROX）がギター＆アレンジを担当。「民よ」のコーラスには、プロレスラーの高山善廣やNOSAWA論外＆MAZADA（東京愚連隊）、さかもとえいぞうなどが参加している。