UNLIMITS、アルバム2作にスポット当てた東京ワンマン大成功

UNLIMITSが3月25日に東京・下北沢SHELTERでワンマンライブ「夢幻の宴vol.25 ～茜-AKANE-蒼-AOI-のマーチ～」を開催した。

彼女たちのイベント“「マーチ」シリーズ”は、特定のアルバムをテーマにバンドの歴史をたどるという企画。昨年3月の第1弾では、1stアルバム「夢幻シンドローム」と2ndアルバム「トランキライザー」に収録されている楽曲を中心にライブが行われた。第2弾となる今回は、4thミニアルバム「茜 -アカネ-」と5thミニアルバム「蒼 -アオイ-」の2つの作品にスポットを当て、ステージが展開された。

この日のMCで清水葉子（Vo, G）が語った「だんだん昔の歌をやれなくなってしまうから、こういう機会を設けました。十分に堪能してください」という言葉の通り、「茜 -アカネ-」と「蒼 -アオイ-」の収録曲を中心に、最近の彼らのライブでは披露されることが少なかった楽曲がセットリストに並んだ。

「蜃気楼」でライブの幕が開けるとオーディエンスは大合唱で彼らを迎え、序盤からフロアは熱気に包まれていく。「フランジア」ではフロアの前方にぐいぐいと押し寄せる観客に負けじと、バンドは躍動感のあるパフォーマンスを見せつけた。その後人気曲「白い太陽」が披露されると、フロアからひときわ大きな歓声が上がった。

ライブ終盤のMCで清水は「どんどん飛ばしていくぞ！」と観客を煽り、会場の熱はさらに加速していく。本編のラストを飾った「蒼」ではフロアから凄まじい歓声が起こった。それに応えるように、清水はマイクを握りしめてオーディエンスの上へと身を乗り出し、楽曲を歌い上げた。

なおUNLIMITSは本日3月28日にこのライブの大阪編「夢幻の宴vol.26 ～茜-AKANE-蒼-AOI-のマーチ～」を大阪・LIVE HOUSE Pangeaで開催する。また4月22日にはバンド初となるライブDVD「Film of The Amethyst Tour 2014」を発売し、これを記念したリリースツアーを5月から全11会場で行う。