音楽ナタリー - 最新音楽ニュース

「ライムベリーに人生捧げる」MC MIRI、新体制でリスタート誓う

496

ライムベリーによるライブの様子。

ライムベリーによるライブの様子。

昨日3月1日、東京・新宿MARZにて開催されたライブイベント「第25回アイドル緊急招集」に新生ライムベリーが出演した。

2月26日にライムベリーの公式サイトで突如発表されたMC HIME、DJ HIKARUの卒業と、彼女たちの楽曲を手がけていた桑島由一とのプロデュース契約の終了。そしてMC MIRIのみライムベリーの活動を継続し、新メンバーを加えた新たな体制を3月1日にお披露目するということがアナウンスされ、ファンのみならず大きな話題となった。さらに翌27日にはHIMEとHIKARUがそれぞれの思いを自身のブログにつづったものの卒業の理由などについては一切触れられておらず、真相については3月1日のライブにてMIRIから語られるのではと注目が集まっていた。

そんな状況の中で行われた「第25回アイドル緊急招集」にはライムベリーのほか、あヴぁんだんど、TAKENOKO、リナチックステイト、校庭カメラガール、sora tob sakana、ガールズ・フォーエバー、NECRONOMIDOLの計8組が登場し、それぞれの持ち味を生かした熱狂的なライブが3時間にわたって繰り広げられた。

ライムベリーはイベントのトリとして出演。ステージが暗転する中、MIRIのみが涙を流しながら登場し、ゆっくりと語り始める。MIRIは「ライムベリーからMC HIMEとDJ HIKARUが卒業しました。MC YUKAも入れて3人とは2011年11月13日にライムベリーを結成して、何もわからないところから始めて一緒にやってきたんですけど、メンバーが脱退していって、最終的にはMIRIだけになって……。これだけメンバーが抜けてプロデューサーまでいなくなって、それで『オマエ、なんでライムベリー名乗ってんだ』って思う人もいっぱいいると思います。でもMIRIはライムベリーが好きだし、ラップも本当に好きだし、ラップを好きになれたのはライムベリーのおかげなので私はライムベリーを潰したくないと思って1人でも残る決意をしました。本当に悩んで学校にも行けないくらい泣いてたこともあったんですけど、ファンの皆さんが『みんな待ってるよ』って言ってくれて。そんなとき『一緒にライムベリーがんばろう』って言ってくれる新しい仲間もできて。私は過去も全部含めてライムベリーをやっててよかったって思えるようになりたいし、新しい仲間に出会えたことに感謝してこれからもライムベリーをがんばっていきます」と今回の件についての自身の思いを語った。

続けてMIRIは卒業したメンバーについて「ほかのメンバーは新しい道を歩むと思いますが、応援してあげてください。私も応援します」とコメント。そしてMIRIは新メンバーとなったMISAKIとサポートメンバーのDJを呼び込む。MISAKIは「初めまして、MISAKIです」と挨拶しファンからの大きな拍手に包まれた。

MIRIはこの日のライブのために2曲を用意したことを告げ、まずは「Fly High」をMISAKIとともに初披露する。2人は「それでもまた一歩踏み出す」「夢を掴む自分でありたい」という、今の自分たちの心情を表すような力強いリリックを歌い上げ、モヤモヤとした空気を一瞬で吹き飛ばした。大歓声を浴びた2人は2曲目の「放課後のマジシャン」を歌唱。「それでもやるしかないんだー!」というMIRIのシャウトにファンは一斉に同調し、ライムベリーのライブならではの一体感を再びよみがえらせて新体制初のステージを終えた。

2人が去ったあともアンコールが止まず、MIRIだけがステージに再登場する。MIRIはこの日のライブに挑む心境について「本当に怖くて家から出たくなかった。でも今日はやらないといけないと思った。ライムベリーはMIRIが引っ張っていかないといけないから。みんながこんなにノッてくれて感謝してます。絶対に泣かないって思ってたんだけど泣いちゃいましたね」とコメント。さらにライムベリーを続けることについて「こうやって出させてもらうのはありがたいことだし、ライムベリーを続けるっていう決断は人生で一番大きな決断だったと思ってます。だから皆さんから応援しててよかったなって思ってもらえるようにがんばります。HIMEが『ラップに人生捧げます』って言ったようにMIRIはライムベリーに人生捧げたいと思って今回決断したんです。だからこれからも本気でがんばっていきたいと思います」と自身の思いを述べてステージをあとにした。

音楽ナタリーをフォロー