ももクロ「ドラゴンボール」で声優も！亀仙流道着でフリーザに豆まき

本日2月3日に東京都内でアニメ映画「ドラゴンボールZ 復活の『F』」の会見が行われ、ももいろクローバーZと野沢雅子が出席した。

ももクロの5人は「亀仙流」の道着姿で会見に登場。中でも百田夏菜子は超サイヤ人になった孫悟空に、高城れにはクリリンに扮しており、冒頭から報道陣のざわめきを誘った。玉井詩織は「リーダーが戦闘モードになるとこうなるんです」と説明し、百田は「今まで抑えてきたんですけど、今日は抑えきれなくて。なんか、すごく強くなった気分です！」とコメント。高城も「気合いが入ります。このままの姿で実写化したい気分になりました」と力強く語った。

先日ももクロが同作の主題歌を担当することがアナウンスされたが、この会見では彼女たちがこの作品のゲスト声優も務めることが明らかになった。彼女たちの役柄は、作中で死からよみがえるフリーザが復活前に身を置いていた地獄の天使。5人の天使はメンバーカラーの服を着用しており、百田は「最初の服は皆同じ色だったんですが、私たちが声優をやるということで5色にしてくれたんです。キャラクターもそれぞれのメンバーの性格に似てるんですよ」と説明。これから行われるアフレコ収録に向け「本当にずっとたくさんの方に愛されている作品。イメージを崩さず、良い意味で期待を裏切るように私たちもがんばります！」と意気込んだ。

百田の言葉に続いて玉井は「悟空と同じ世界に入れるのがうれしい！」と喜びをあらわにし、有安杏果は「声が低いほうなので、天使役は不安ですが……少しでも作品の力になれるようにがんばりたいです」とコメント。高城は父親が大の「ドラゴンボール」ファンであることを明かし「お父さんが大喜びしてます！ カッコよくてすてきな作品の印象を崩さずにできたらいいなって思います」と述べる。アニメ映画「聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARY」でも声優を務めたことのある佐々木彩夏は「メンバーの中では一番の声優経験者なので、みんなをリードできるようにしたいです！」と胸を張ったが、百田がすかさず「ほらー、自分が声優やってるからって、すごい上から来るんですよー！」と茶々を入れ、会場は笑いに包まれた。

5人の声優挑戦について、孫悟空と孫悟飯の声を務める野沢は「彼女たちは私の中ではすっかり身内ですから！」と歓迎。2013年4月に行われた安倍晋三首相主催の「桜を見る会」でももクロと初対面し、一緒に写真を撮ったエピソードを明かし「もうみんな“ドラゴンボール一家”になってますから」と笑顔をみせた。また司会者から5人へのアドバイスを求められ、野沢は「ももクロちゃんらしく、そのままでやってもらえたら大成功！ 天使になったつもりで入り込んでやるといいわよ。絶対大丈夫！」とコメントした。

また会見では本日が節分であることから、孫悟空とフリーザを招いて豆まきも行われた。鬼の役を務めたのはフリーザ。豆の入った升を抱えたももクロの5人は静かに佇むフリーザに「怖い……」と声をそろえる。ももクロ、野沢、悟空が「鬼は外！」と一斉に豆を投げてもフリーザは腕を組んだまま微動だにせず。佐々木は「仕返しが100倍になって返ってきそう」と怯え、高城は「だめだったー」と“撃退失敗”に肩を落としていた。

写真撮影では野沢に「かめはめ波」を伝授されたももクロ。彼女たちは報道陣に向け、元気いっぱいにこの必殺技を披露した。作品の4月18日の公開に向け、野沢は「ひさしぶりに鳥山明先生が脚本を書かれてて、さすが先生という感じで最高に面白いです」とアピール。高城は「自腹で絶対に観に行きます！」と宣言して会見を締めくくっていた。