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VAMPS、圧巻&怒濤の籠城型ライブハウスツアー完結

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VAMPS「VAMPS LIVE 2014-2015」1月25日の東京・Zepp Tokyo公演の様子。(撮影:田中和子)

VAMPS「VAMPS LIVE 2014-2015」1月25日の東京・Zepp Tokyo公演の様子。(撮影:田中和子)

VAMPSの“籠城型”ライブハウスツアー「VAMPS LIVE 2014-2015」が、1月25日の東京・Zepp Tokyo公演をもって終幕した。

2014年11月からアルバム「BLOODSUCKERS」を携えて、Zeppを中心とした全国5カ所のライブハウスで計33公演を実施したVAMPS。そのラストを飾ったZepp Tokyo公演は、国内外でライブビューイングが行われ会場外でも熱烈な盛り上がりをみせた。

開演前から汗ばむような熱気がフロアに漂い、開演時刻の6時66分(19時6分)が近付くにつれて温度が上昇していく。そして観客のカウントダウンが終わった瞬間に不気味なシンセサイザーの音が鳴り響き、「MIDNIGHT CELEBRATION」からライブの幕が上がった。ステージを覆っていた黒いカーテンが開くとVAMPSのメンバーが姿を見せ、悲鳴のような歓声がフロアから上がる。HYDE(Vo, G)は目の前のオーディエンスに鋭い視線を送りながらシャウトし、K.A.Z(G)もギターを勢いよく回しながら轟音を奏でた。続く「LIPS」でHYDEがフロアにマイクを向けると盛大な合唱が起き、会場が1つになっていく。その後、ライブはアルバム「BLOODSUCKERS」の収録曲とライブの定番曲を織り交ぜながら進行。Motley Crue「LIVE WIRE」のカバーではHYDEが吐息を混じらせた声で「ああ、気持ちよくなりたいな」と口にし、「THE PAST」では「最後にやりまくろうぜ。好きにして」と観客を挑発する。ホームとも言えるZepp Tokyoを舞台にK.A.Zをはじめとする楽器隊も伸び伸びとしたパフォーマンスを展開。K.A.ZとJu-ken(B)は縦横無尽に動き回り、オーディエンスの狂乱を煽っていった。

「DAMNED」では大量のスモークが焚かれる中でトーチに炎が灯り、壮絶なムードを作り出す。その中心でHYDEは低く圧巻のボーカルを響かせ、会場を震わせていく。続く「EVIL」で激しいムードが漂うも、「VAMPIRE'S LOVE」で空気は一変。観客をクールダウンさせるように、JIN(Key)の弾くピアノとともにHYDEの柔らかく切ない歌声が会場を包み込んだ。「GHOST」を経てのMCでHYDEは、「今日でZeppとはおサラバなんで、悔いのないようにいこうね。今日のライブは世界中で中継されてます。世界中の血を吸いたいなと思ってます」と宣言し、「ZERO」から後半戦へとつなげる。ステージにセットされた5つのミラーボールが回る中で、K.A.Zは清涼感のあるギターを奏でライブのクライマックスに向けて勢いをつけていった。「AHEAD」「ANGEL TRIP」「THE JOLLY ROGER」とメジャーコード全開のナンバーを続けざまに披露して爽快な空気をフロアに送り込んだあとは、「Are you all BLOODSUCKERS?」というHYDEの問いかけから「BLOODSUCKERS」へ。赤い照明の下でHYDEのシャウトと、K.A.Zの太く重いギターリフが炸裂する。その爆音に応えるようにクラウドサーファーが続出し、フロアは狂騒状態となった。

「KYUKETSU -SATSUGAI VAMPS Ver.-」終了とともにメンバーがステージを捌けると、瞬時にVAMPSコールが発生。その声に呼ばれて戻ってきた彼らは「DEVIL SIDE」でライブを再開し、フロアの熱狂に再び火を付けた。その後、ツアー最終日ということで全員がMCを行い、観客に向かって感謝の思いを伝えていく。Ju-kenは「こんなバカ騒ぎできるのも今日で最後かと思うと寂しいね。明日もやっちゃう?」と言い、「このあともいろんなところに行って、噛み付きまくっていくと思うので」とバンドとしてさらなる飛躍を誓う。JINは珍しくマスクを外し「皆さんありがとうございます」と述べてファンを狂喜させ、ARIMATSU(Dr)は「今日すげえな。ビシビシ来てるな。いい感じに仕上がってます」と好調ぶりをアピール。K.A.Zは「みんなの応援があったからこのツアーを乗り越えられたと思います。こちらこそありがとう」と観客に感謝の思いを口にした。そしてHYDEは「アルバムのツアーはひさしぶりにやったんですけど、新曲は最初手探りな部分があったけど、みんなでライブを作り上げた気がします。みんなの熱い気持ちがないと、こんなクレイジーなライブにはならないでしょう。この勢いで今年は世界中を駆け回りたいと思います」と語る。さらに5月30日と31日に埼玉・さいたまスーパーアリーナでライブを開催することを発表し、「アルバムツアーの集大成にしようと思ってるんで、来てもらいたい」と述べた。

ファンを歓喜させる発表のあとはミディアムテンポの「SWEET DREAMS」でしっとりさせるも、「火を付けてくれよ!」というHYDEの煽りを口火にアグレッシブなモードにスイッチ。「LOVE ADDICT」「SEX BLOOD ROCK N' ROLL」をフロアに叩き込み、HYDEはクライマックスでフロアに勢いよく背中からダイブ。オーディエンスの熱狂と興奮を最高潮へと導いた。その後、ライブの余韻に浸りつつペットボトルの水を撒いたり、バラの花をフロアに散らしたりしたVAMPSの面々。最後はHYDEの「次に会うまで首洗って待ってろよ!」という殺し文句とともに3カ月にわたった“籠城型”ライブハウスツアーに幕を下ろした。

VAMPS「VAMPS LIVE 2014-2015」
2015年1月25日 Zepp Tokyo セットリスト

01. MIDNIGHT CELEBRATION
02. LIPS
03. LIVE WIRE
04. THE PAST
05. GET AWAY
06. DAMNED
07. EVIL
08. VAMPIRE'S LOVE
09. GHOST
10. ZERO
11. AHEAD
12. ANGEL TRIP
13. THE JOLLY ROGER
14. BLOODSUCKERS
15. KYUKETSU-SATSUGAI VAMPS Ver.-
16. DEVIL SIDE
17. SWEET DREAMS
18. LOVE ADDICT
19. SEX BLOOD ROCK N' ROLL

VAMPS LIVE 2015 "BLOODSUCKERS"

2015年2月7日(土)愛知県 日本ガイシホール
2015年2月8日(日)愛知県 日本ガイシホール
2015年2月28日(土)大阪府 大阪城ホール
2015年3月1日(日)大阪府 大阪城ホール
2015年3月14日(土)宮城県 ゼビオアリーナ仙台
2015年5月30日(土)埼玉県 さいたまスーパーアリーナ
2015年5月31日(日)埼玉県 さいたまスーパーアリーナ

VAMPARK FEST

2015年2月18日(水)東京都 日本武道館
<出演者>
[Alexandros] / ジェラルド・ウェイ / Nothing More / VAMPS

2015年2月19日(木)東京都 日本武道館
<出演者>
Buckcherry / sads / SIXX:A.M. / VAMPS

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