NHK沖縄放送局は戦後70年の節目となる今年、沖縄戦を語り継いでいくためさまざまな企画を実施しており、この一環として県を代表するアーティストであるKiroroと仲宗根の3人にテーマソング制作を依頼。3人は育児中の母親という共通点から「産後」、沖縄出身ということから「珊瑚」をかけたユニット名を考案した。
画像を表示できません「いのちのリレー」は、子供を育てる母親の言葉で命と平和の大切さをつづったナンバー。3人は「戦争を生き抜いた方々からの“いのちのリレー”があったからこそ私たちがいる」と噛み締めながら、沖縄の小学生が書いた「平和」をテーマにした詩などを参考に作詞作曲した。亀田誠治は編曲およびプロデュースを行い、3人の作った曲を壮大かつドラマチックにアレンジした。
なお、この曲は本日1月30日(金)18:10~19:00放送のNHK総合(沖縄県域)「おきなわHOT eye」で紹介されるほか、2月8日(日)から月1回放送されるNHK総合(沖縄県域)「NHKが見つめた沖縄戦」のエンディングテーマとして使用され、3月19日(木)にNHKラジオ第一(全国放送)の放送開始90年特番内でゲスト出演するさんごが披露する。さらに5月頃には「いのちのリレー」を収録したアルバムも発売される予定だ。
玉城千春(Kiroro) コメント
沖縄の“お母さん代表”という気持ちで心をこめて曲を作りました。皆さんが平和について考えるきっかけや心のよりどころになるような一曲になってほしいです。みんな笑顔で、愛で満たされ、平和であることを願っています。
金城綾乃(Kiroro) コメント
自分たちがイメージした通りの曲になり、うれしいです。
仲宗根泉(HY) コメント
命の大切さ、今ある命があたりまえではなく、戦争を生き抜いた方々からの“いのちのリレー”があったからこそ私たちがいるという思いで歌を作りました。Kiroroのお二人には、姉妹のように仲良く接していただき、感謝しています。
亀田誠治 コメント
地方発の“思い”が込められた企画、平和を願う曲作りに参加できて本当に光栄です。未来に伝えたいすごく大切な曲です。3人の息もぴったりでした。この歌を多くの人に聴いてほしいです。
※番組の放送が終了したため、画像を取り下げました。
リンク
- いのちのリレー | 沖縄戦70年 語り継ぐ 未来へ | NHK 沖縄放送局
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yasuki abe @badnews4649
沖縄出身Kiroro×HY仲宗根泉が戦後70年を歌う、編曲は亀田誠治 - 音楽ナタリー http://t.co/Q5OtDV86bA