しゃちほこ伊藤千由李、ういろうイエローに染まった生誕祭「来年はガイシで」

2015年1月25日 2:03 628 23 音楽ナタリー編集部

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チームしゃちほこが昨日1月24日に東京・新宿BLAZEにてトーク＆ライブイベント「スピリッツ＆しゃちカレ2015presents鯱に夢ちゆう生誕祭!!」と「しゃち狩り大感謝祭～狩られたものたちは今～」を開催した。

「スピリッツ＆しゃちカレ2015presents鯱に夢ちゆう生誕祭!!」の様子。

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伊藤千由李［拡大］

1公演目の「スピリッツ＆しゃちカレ2015presents鯱に夢ちゆう生誕祭!!」は小学館、2公演目の「しゃち狩り大感謝祭～狩られたものたちは今～」は東京ニュース通信社が発行している雑誌「B.L.T.」の編集部が企画したイベント。どちらも前半がゲストを招いたトークパート、後半がチームしゃちほこによるライブパートで構成された。伊藤千由李17歳の誕生日に行われたこれらの公演には、彼女の誕生日を祝うために大勢の観客が詰めかけた。

左から秋本帆華、安藤ゆず。［拡大］

「鯱に夢ちゆう生誕祭!!」のトークゲストは「月刊ビッグコミックスピリッツ」で「野球部のヒロコせんせい」を連載しているマンガ家・ムラタコウジ。ムラタとしゃちほこメンバーはマンガにまつわる三番勝負を行った。第1戦はマンガ「闇金ウシジマくん」のワンシーンを題材にした大喜利勝負。人差し指と小指を折り曲げ、威圧的な表情を浮かべた丑嶋馨のセリフをそれぞれ考え、「深づめとささくれのダブルパンチ」という絶妙な回答をした秋本帆華・安藤ゆずコンビのおかげで、第1戦はチームしゃちほこの勝利となった。

ムラタコウジ「野球部のヒロコせんせい（1）」
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ケーキの火を吹き消す伊藤千由李。［拡大］

ムラタが描いた伊藤のイラストをあしらった巨大なケーキと「Happy Birthday to You」の合唱が伊藤に贈られたあと、勝負は第2戦に突入。ここでは伊藤の似顔絵がそれぞれに描かれ、短い時間の中で特徴を捉えつつ、伊藤をキュートに描いたムラタに軍配が上がった。最終戦では未年の2015年に流行するであろうキャラクターを考案することに。ムラタが自身のマンガ「野球部のヒロコせんせい」に登場する“ヒロコせんせい”の羊バージョンを描いて自身の宣伝をしてしまったため、この三番勝負はチームしゃちほこの勝ちとなった。彼女たちに授与された賞品はムラタのマンガおよびスピリッツのグラビアページに登場する権利。なお詳細は後日改めてビッグコミックスピリッツ公式サイトやTwitterにてアナウンスされるとのこと。

左から咲良菜緒、伊藤千由李、秋本帆華。［拡大］

ライブパートでは「エンジョイ人生」や「トリプルセブン」、「抱きしめてアンセム」など10曲が披露された。「ザ・スターダストボウリング」では、秋本が自身の歌唱パートの直前で伊藤に目配せし、それを受けた伊藤が「私、ステージの上では、泣いてないです」としゃちほこファンの間ではおなじみの“泣いてないです”ネタを盛り込んだ歌詞で歌う場面も。フロア一面が伊藤のイメージカラー“ういろうイエロー”のペンライトで埋め尽くされたラストナンバー「Sweet Memories」では、秋本、咲良、安藤、大黒、坂本が伊藤を囲みながら、最後の歌詞を「ちゆに捧げるよハッピーバースデー」に替えて歌唱し、伊藤は感激のあまり号泣してしまう。最後に伊藤は来年の生誕公演はグループの目標に挙げている愛知・日本ガイシホールでを行いたいと話し、「ガイシホールまで、その先もずっとこの6人でがんばっていきたいと思います。ここにいる皆さんも一緒にですよ」と言葉に力を込めた。

「しゃち狩り大感謝祭～狩られたものたちは今～」の様子。［拡大］

「しゃち狩り大感謝祭～狩られたものたちは今～」に6人は「B.L.T.」が手掛ける冊子「しゃち狩りいこうぜ！」で着用していた動物の着ぐるみ衣装で出演。しゃちほこファンを公言するお笑い芸人・宮戸洋行（GAG少年楽団）が司会進行役、「B.L.T.」でしゃちほこの連載を担当しているスタッフが陪審員として登場したトークパートでは、しゃちほこのスタッフ陣やメンバーから集めた証言を元に「チームしゃちほこ公開裁判」が行われた。ここでは「秋本帆華はライブのケータリングでテンションが上がりすぎ問題」や「大黒柚姫は女の子が好きすぎる問題」など、さまざまな罪状が挙がるも被告人の熱弁によりすべて無罪の判決に。終始笑いが絶えない「チームしゃちほこ公開裁判」は大盛り上がりのうちに終了した。

「しゃち狩り大感謝祭～狩られたものたちは今～」の様子。［拡大］

「ここはしゃち狩りによって狩られたものたちが収容され、みんなが平和に暮らしている場所。6人は今日も平和な1日を過ごしているのであった」というナレーションを経て始まったライブパートでは、伊藤がクラシックバレエ風のソロダンスを披露した「でらディスコ」や安藤、坂本、伊藤からなるユニット「安藤ゆずとストロベリー・グッバイ・フォーエバーズ」による「私がセンター」などが届けられた。全員が“狩られて”しまうと6人は衣装をチェンジし、坂本がアフロのかつらをかぶって富永TOMMY弘明の男声パートを歌う「サマラバ」で後半戦に突入していく。キラーチューン「抱きしめてアンセム」で会場の熱気がピークを迎えたあと、ステージでバースデーケーキと巨大な花束が伊藤にプレゼントされた。

左から咲良菜緒、伊藤千由李。［拡大］

その後披露された「マジ感謝」では1公演目の「Sweet Memories」と同じく客席一面がういろうイエローのペンライトで染め上げられ、伊藤は再び感涙。6人は「colors」「恋人はスナイパー」とラストまで駆け抜け、全10曲のパフォーマンスを終えた。伊藤は最後に「こんなにお祝いしてもらえる人になるなんて思ってなかったです。今ここにいることが本当に幸せです」と話してから、一本締めをしてステージを降りた。