7e.p.連続リリース企画でゆーきゃん、テニスコーツの新作発売

7e.p.レーベルとゆかりが深い日本人アーティストのソロCDを7作連続リリースする企画「7e.p. presents 7solo」の一環として、ゆーきゃんのアルバム「7 Feet in the Grave」と、テニスコーツのアルバム「Hope you are Wells」が本日12月10日に同時発売された。

ゆーきゃんのアルバム「7 Feet in the Grave」は、彼が故郷の富山に移住するため長年住み慣れた京都を去る直前、2013年春に制作されたもの。ジェフ・ハンソン、yumbo、moools、Beat Happeningといった7e.p.関連作品のカバーを中心に、昨年3月の来日ツアーで同行したジュリー・ドワロンの代表曲のカバー、自身の1stアルバム収録曲のリテイク、そして新曲が収録される。録音は京都時代のホームグラウンドである京都・UrBANGUILDにて、同会場のハウスPAも務める粕谷茂一をエンジニアに迎えて実施。会場独特のリバーブを生かして、サイケデリックで幽玄な美しさを表現している。

テニスコーツのアルバム「Hope you are Wells」は、ソロCDを作るという「7e.p. presents 7solo」の企画趣旨に沿って当初はさやのソロとして発注されていたが、制作が進むうちに相方の植野隆司も参加し、かねてより交流の深いスコットランドのコンポーザー、ビル・ウェルズの作品集として結実した。アルバムの中核を占めるのはウェルズの楽譜集「The Loasthsome real book」から選曲されたもの。アルバムのラストには今年10月にリリースされたウェルズの日本限定アルバム「サマー・ドリームス」からの2曲が収められ、これらには柴田聡子がゲスト参加している。