ビッケブランカ東名阪ツアー初日、ピアノ操り多彩なサウンド届ける

ビッケブランカが11月8日、東京・渋谷duo MUSIC EXCHANGEにてライブツアー「TUBERCULIN tour 2014」の初日公演を行った。

10月15日にリリースした初CD作品「ツベルクリン」を携え東名阪を巡るビッケブランカ。東京公演で彼はバンドメンバーを従え、「ツベルクリン」収録曲はもちろん自身のSoundCloudで公開中の音源など全14曲を披露した。

ビッケブランカはハンドマイクで飛び跳ねながら歌ったり華麗な指さばきでピアノを操ったりしながら、エレクトロニックな四つ打ちナンバー、ジャジーなファンクチューン、物悲しいバラードなど多彩な楽曲を届けていく。「ツベルクリン」発売前に先行配信された「追うBOY」では客席からのハンドクラップに乗せ、会場いっぱいにファルセットボイスを響かせた。「秋の香り」のあとには同曲のビデオクリップの撮影秘話を明かして観客を笑わせる場面も。MCではビッケブランカと名乗る前、本名の山池純矢で活動していた頃を思い返しつつ、「山池時代は曲を作るのが好きだったから、正直なところライブのよさがわからなかった。でも今はスタッフや友達から忌憚ない意見をもらって、こうやってたくさんの人が集まってくれて、（自分に）ライブの素晴らしさを気付かせてくれました」と語った。

なお「TUBERCULIN tour 2014」は今後11月28日に大阪・knave、29日に愛知・名古屋CLUB QUATTROで行われる。チケットは現在チケットぴあ、ローソンチケットで発売中なので、気になる人は足を運んでみよう。