日本初「ULTRA」に4万2000人お台場で熱狂

9月27日、28日に東京・お台場の特設会場にて音楽フェスティバル「ULTRA JAPAN 2014」が開催され、国内外67組のアーティストがパフォーマンスを展開。2日間で約4万2000人を動員した。

初日のラインナップは、Hardwell、「ULTRA MIAMI 2013」で解散したSwedish House Mafiaの元メンバーであるスティーヴ・アンジェロ、初来日のW&W、マーティン・ギャリックスなど。日本人アーティストも、「ULTRA KOREA」出演経験もあるKSUKEや、DAISHI DANCE、banvoxがメインステージに、KEN ISHIIが「ULTRA WORLDWIDE ARENA」に登場するなどして活躍した。

ヘッドライナーのHardwellは、満を持しての初来日とあって約2万人の観客が待ちわびる中、Coldplay「A Sky Full Of Stars」やMagic!「Rude」などフレッシュなヒット曲のリミックスを続けて投下してオーディエンスの大合唱を煽る。さらにアーミン・ヴァン・ブーレン「Ping Pong」ではコミカルなダンスも披露し、最後までアグレッシブなプレイで観衆を魅了した。

2日目は、前日のスティーヴ・アンジェロと同じくSwedish House Mafiaのメンバーだったアクスウェルとセバスチャン・イングロッソによるユニット・Axwell Λ Ingrossoを筆頭に、Alesso、Afrojackらが出演。日本代表の1組としてメインステージに上がったm-floは、3月にリリースしたコンピレーションアルバム「EDM-FLO」からm-floのキラーチューンや海外アーティストの名曲をプレイ。イベント全体のアンバサダーも務めたVERBALは「ULTRA JAPAN最高！」と興奮気味に叫び、約40分のステージを満喫していた。

トリを飾ったのはヘッドライナーのAxwell Λ Ingrosso。2人が登場するや否や、彼らの来日を待っていたオーディエンスは大歓声で迎え、次々と放たれる名曲に反応して狂喜乱舞。最後は紙吹雪と打ち上げ花火が夜空を彩り、Axwell Λ Ingrossoの「東京のみんな、仲よくしてくれてありがとう！」というメッセージでイベントの幕が降りた。