昨日8月11日、東京・TSUTAYA O-WESTにて
これは、TSUTAYA RECORDSが行っているロックのキャンペーン「ツタロック」と、R&Bやヒップホップ、レゲエなどのキャンペーン「T-GROOOVE」による初めてのコラボイベント。6月4日に発売されたBase Ball Bearのアルバム「二十九歳」、もしくは3月12日に発売されたSKY-HIのアルバム「TRICKSTER」をTSUTAYAで購入し応募した人の中から、抽選で招待されたファンが2組の対バンを目撃した。
先にパフォーマンスを行ったのはSKY-HI。DJ、ギター、ベース、キーボード、ドラム、ホーン隊3名による盤石のバンド編成でまず「逆転ファンファーレ」を聴かせ、勢いよくイベントの幕を開ける。SKY-HIこと日高光啓は「日本で一番ヤバいことをしますが、ついてくる準備はできてますか!?」とフロアを煽りながら「Tyrant Island」で得意の高速ラップを届けたり、ファレル・ウィリアムスの「Happy」をカバーしたり、新曲「モノクロホログラム」を披露したりと、多彩な選曲で魅せた。
MCでは、のちにステージに立つBase Ball Bearについてトーク。彼らとは今年イベントで初めて会い、「俺みたいなペーペーに小出(祐介)さんから話しかけてくれた」とのこと。日高は「対バンっていうのは今までにない扉を開けるチャンス」と、この新鮮な競演を楽しんでいるようだった。最後は真摯に「ありがとうございました」と挨拶したあと「トリックスター」「愛ブルーム」を送り、自身のアクトは終了。その音楽性とスキルに、彼のファンはもちろんBase Ball Bearのファンからも大きな拍手が沸き起こった。
後攻のベボベは、「何才」「アンビバレントダンサー」「PERFECT BLUE」と疾走感のあるナンバー3連発でスタート。小出は「『ニコニコ超会議』でSKY-HIさんを観て、これめちゃめちゃカッコいいなと思っていたので、今日ご一緒できてうれしい」と話し、同時に「O-WESTでのライブも約10年ぶりでうれしい」と告白。そして18、9歳の頃に初めてO-WESTに出演したときの思い出話に花を咲かせていた。
その後は新作「二十九歳」収録の「そんなに好きじゃなかった」「The End」などを経て、「ドラマチック」で盛り上がりの絶頂を迎えフィニッシュ。予定外のアンコールでは、小出が「10、11年前はここに客として来ていて、そのあとイベントで出ることができて、今は、カッコいいこと言ってしまうけど若干狭く感じるんですね。それに調子に乗らずにこれからもがんばっていきたいと思います」と改めて決意を表明し、感慨深そうに「changes」を演奏した。
「ツタロック×T-GROOOVE スペシャル・ライブ」
2014年8月11日 TSUTAYA O-WEST セットリスト
SKY-HI
01. 逆転ファンファーレ
02. Tyrant Island
03. Happy
04. Blanket
05. TOKYO SPOTLIGHT
06. Tumbler
07. キミサキ
08. モノクロホログラム
09. トリックスター
10. 愛ブルーム
Base Ball Bear
01. 何才
02. アンビバレントダンサー
03. PERFECT BLUE
04. そんなに好きじゃなかった
05. The End
06. senkou_hanabi
07. ドラマチック
<アンコール>
08. changes
※記事初出時、一部曲名に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。
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