スカパラは1曲目「Mission Impossible Theme」で「踊ろうぜ東京!」と観客を煽り、「ルパン三世'78」へとなだれ込む。谷中敦(Baritone sax)は「THE BAWDIES、10周年おめでとう。スカパラは25周年、この節目の年に初めて対バンできてうれしく思ってる」とコメント。続いて「同じ“スーツ族”として負けてらんないよね」と語気を強め、沖祐市(Key)の軽快なキーボードが光る「Wild Cat」を繰り出した。
また加藤隆志(G)は「THE BAWDIESとスカパラは一緒にライブをやってるんだけど、いつもホーンズだけで俺らを呼んでくれません」とチクリ。そして「今スカパラは25周年ということでいろんなバンドとコラボシングルを出しているんだけど、THE BAWDIESともいつの日かやりたいよね」と語り、the HIATUSの細美武士とのコラボ曲「Diamond In Your Heart」を歌い上げる。ラストは「SKA ME CRAZY」でフロアをピースフルなムードで染め上げた。
THE BAWDIESは、ROY(Vo, B)が「ロックンロールってなんですか? 心を解放して感情を爆発させるお祭りでしょ。ぶちかましてやるぜロックンロールを!」と叫んで「IT'S TOO LATE」で一気にフロアを温度を引き上げる。その後もメンバーは「LEMONADE」「ROCK ME BABY」などシングル曲を中心にしたセットリストでオーディエンスを魅了していく。ライブ中盤にはROYが「ここでまたイチから初期衝動でロックンロールを届けていくという決意表明の曲です。一生、一生懸命転がり続けていきます!」と宣言して新曲を披露。終盤にはキラーチューン「HOT DOG」を叩き込んで文字通りフロアを揺らせた。
アンコールではステージに呼び込んだスカパラに対してTAXMAN(G, Vo)が「加藤さん、さっきの話本当ですか!?」とコラボ発言を確認する一幕も。そして2組は13人の大所帯でソウルの名曲「LAND OF 1000 DANCES」を投下。ラストは恒例の「ワッショイ!」でアニバーサリー対バンを締めくくった。
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- THE BAWDIES
- TOKYO SKA PARADISE ORCHESTRA
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