矢沢永吉、六本木でプレモル試飲「こだわりは大事」

本日5月20日、東京・六本木ヒルズ内に期間限定のキャンペーンエリア「ザ・プレミアムビールヒルズ」がオープン。同所でオープニング記者説明会が開かれ、サントリー「ザ・プレミアム・モルツ」のCMに出演している矢沢永吉が登場した。

「ザ・プレミアムビールヒルズ」は、「ザ・プレミアム・モルツ」のおいしさを広めるため、ここでしか飲めない特別なプレモルを用意し今までと違った飲み方が体験できるスペース。説明会には、2005年から9年間「ザ・プレミアム・モルツ」のCMに出演している矢沢のほか、サントリーの水谷徹ビール事業部長や各事業部の代表者、ビール評論家らも登壇した。

昨日5月19日に山形でライブを行い、そのままここへ駆け付けたという矢沢は、水谷部長とともにトークショーを展開。まずは水谷部長から「矢沢さんには約10年間、70本ぐらいの作品になると思うんですけれども、『ザ・プレミアム・モルツ』ならではの世界を表現していただきまして。何よりうれしいのはこの10年間で日本になかった“プレミアムビール”というカテゴリーを矢沢さんと一緒に作れたこと。これは大きな成果で、本当に心から感謝しています。ありがとうございます」と矢沢へ感謝の言葉が送られる。

これを受けて矢沢は謙遜しつつ、「こんなに長くずっとやれるとは思ってませんでしたから、（9年間は）あっという間」とコメント。「最近“プレミアム”っていう言葉をどこの商品も使い始めましたよね。それだけ影響力があったんだなと思いましたね。ずっと売れ続けていて、自分が携わった商品が評価を受けてこんなにうれしいことはない」と笑顔を浮かべた。

また、「矢沢さんにとっての“プレミアム”＝こだわっていることとは？」という問いに対して、矢沢は現在行っている新バンド「Z's（ゼッツ）」としてのライブツアー「Z's START ON TOUR」を例に挙げた。「18、9年ぶりくらいに春にライブ（ツアー）をやろう、しかも最近やらなくなった地方に行こうってことで今やってるんです。それで車で釧路を移動してるときに、妙にうれしかったんですよ。今60いくつで、若いバンドみたいにやれてる。これを続けられてる自分、うれしいなあと。だから何かをやり続ける、こだわり続けるってことは大事なのかもしれませんね。やっぱり1500（人）くらいの箱でガーッとやるのは、武道館と違うんですよ」と熱く語った。